社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.46》
新年度を迎える準備
3月も中旬を過ぎると、卒業や退職など、新しい道に踏み出す人たちが
これまでの環境とお別れをする季節ですね。
皆さんがお勤めの部署でも、異動や退職で離れる方がいらっしゃるでしょうか。
ちょうど1年前くらいのこのブログでは、
Vol.21で「“ありがとうございました”の季節」、
vol.22で「新年度の『コミュニケーション・トライ』決めましょう!」
というテーマで、この時季のコミュニケーションに関してお伝えしていました。
しっかり“ありがとうございました”を伝える機会として、
年度末は最適です。年末年始のご挨拶は少しプライベート感もあり、
相手を選ぶ面もありますが、年度末は「お仕事関係の皆さん」に
“ありがとうございました”をお伝えするベスト・タイミングです。
とは言え、これは4月~翌3月を単位年度と捉える文化をもつ日本だから、
ではあるのですが、心機一転のタイミングであることは確かです。
仕事の環境も仕事相手もどんどんグローバル化していくことで、
いわゆる「年度末」「年度始め」の感覚は次第に薄れていくのかもしれません。
それでも、自分なりの「1年間のPDCA」を回すタイミングで、
周囲への感謝をしっかり伝える機会を持つことは大切にしたいものです。
そして、自分のコミュニケーションに関しても、
目標である「コミュニケーション・トライ」を決めて、
具体的な行動を決めて(P)、実践を重ねて(D)、してみた工夫を振り返って(C)、
「次はこんな言い換えをしてみよう」「次はこんな風に居方に気をつけよう」
「次はこんな人ともコミュニケーションを取ってみよう」(A)と、
PDCAを回しながら、コミュニケーションを楽しんでいただけるとよいと思います。
コミュニケーションがストレスになるのではなく、
コミュニケーションを取ることが、ほっとひと息につながるように、
次年度もヒントになることを探し続けてお伝えいたします。
今年度も、このブログにお越し頂き、“ありがとうございました♪”
(柴村 馨)