社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.22》

新年度の「コミュニケーション・トライ」決めましょう!

もうすぐ新年度がやってきます。

新入社員や異動メンバーとして新しい環境に入る人、

新入社員や異動してくるメンバーを迎える人、

役職が付いたり、チームリーダーになったりと立場が変化する人、

新しく迎える上司と共に仕事をすることになる人、

どんなメンバーとどんな雰囲気の中で仕事をすることになるのか、

どんな人たちとどんな風に関係性を構築したらいいのか、

わくわく、どきどき、期待と不安が入り交じるスタートを迎えます。

そんな新年度だからこそ、「新年度のコミュニケーション・トライ」を

決めてみませんか?

これまでにもコミュニケーションでしてきた工夫はたくさんあるでしょう。

*自分からの気持ちのよい挨拶を続ける

*できることは気持ちよく引き受け、できないことは誠実に伝える

*できるだけ、〇〇さん、と相手の名前を呼んで話しかける  などなど

それらの継続も大切にしながら、何か1つ、新しいトライを考えてみます。

☆自分の「居方(存在の仕方)」を1日3回確認する

☆教えてもらったときの「すみません」を「ありがとうございます」にする

☆悪口・陰口が始まったら、同意せずにその場を離れる

気をつけられたら良さそうだな、と感じていたことを1つ、

行動に移す「コミュニケーション・トライ」を決めるのです。

これは、特に異動や新入社員受け入れなどのメンバー変更もなく、

「これまで通り」の人的環境での仕事が続く方々にもお勧めです。

コミュニケーション環境の良さは、職場の居心地や働きやすさに大きく影響します。

コミュニケーション環境の構成員である一人一人が、

より働きやすい職場環境のための「コミュニケーション・トライ」に

取り組んでみることが大切です。

全員が同じトライでなくてもよいのです。各自が覚悟を持って、

新年度からの「コミュニケーション・トライ」を決めて行動しましょう!

一輪、一輪が花開くことで満開の桜になるように、

満開の桜になることで、ふわっと周囲も明るくなるように、

一人一人の「コミュニケーション・トライ」から始めましょう!

皆様が素敵な新年度をお迎えになりますように、願っております。

(柴村 馨)