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ドライバー一人ひとりが自ら業務の悩み
話すようになりました。

株式会社バンテック 代表取締役社長西澤正昭 様

※インタビュアー 株式会社安全会議 森川美希

  • 安全コンサル・いきいきプロジェクトに取り組み始めた時の最初の印象は、いかがでしたか?
  • 日常、経営幹部が現場の一人ひとりから、なかなか聴き出せない生の声を拾い集めて頂いたので、そこから何が本質か、を見出すという議論に発展して来たという印象ですね。このやり方、コーチングみたいで「いいね!」という印象でした。
  • 起きた変化(導入前、導入後)を、できるだけ具体的に教えてください。
  • ドライバー一人ひとりが自ら業務の悩みを話すようになりました。それまでは、ただ黙々と仕事に邁進し、何か自分の意見を言う、ということは少なかったと思います。
  • 変化前に課題に感じていたことは、何ですか?
  • 指示されたことに従って黙々と真面目に仕事をこなす集団であり、自ら考え、自ら発信する機会も少なかった、と感じていました。
  • 何が、どのように変わりましたか?
  • 自分達のことは自分達の問題として、自ら考え、意見を言い、チームで議論し、改善していくというマインドに変わりつつあると見ています。
  • なぜ、変化が起きたと思いますか?できるだけ具体的に教えてください。
  • 色々悩み事や困り事を言えば状況は改善する、ということが分かったということではないでしょうか。
    一人で考えるよりチームで意見を言い合うと、共感を得られるだけでなく、より良いアイデアや改善が生まれるということが実感できた、ということだと思っています。
  • 社内の雰囲気はどのように変わりましたか?
  • 徐々にではあるが、対話活動も進み、安全が全てに優先されるためにはどうすればいいのか、ということを一人ひとりが考え始めたと信じています。
  • 安全コンサル・いきいきプロジェクトの良いところはどこでしょうか?できるだけ具体的に教えてください。
  • コーチング的アプローチでドライバーやその管理監督者の考えていることを引き出し、対話セッションなどの場で意見や改善のアイデアを出し合い、それを管理者が受け止めて、自分たちの安全・品質を「主体的に」考える文化が作られつつあると思っています。
    また、毎月のトップミーティングで活動報告と経営の悩みや考えていることとの擦り合わせをしているので、トップ方針と現場との橋渡し役としてブレない活動が実現できていると実感しています。
  • 安全コンサル・いきいきプロジェクトは、どのような会社に向いていると思いますか?(業務形態や規模・社員数)
  • 元々は輸送業中心だったかもしれないが、その手法は特に業界を問わないと思います。現時点ではコンサルタントの数が多いわけではないので、中小規模の会社が向いているように思うが、企業の中で同様の手法を身につけた社内コンサルタントの養成が出来れば、比較的規模の大きな会社も可能ではないかと思います。
  • これから解決していきたい課題は、どのようなことですか?
  • 従業員サーベイの結果からも明らかですが、安全・品質、コンプライアンスに対する重要性の意識はかなり高くなりました。しかし、現場の一人ひとりに根付いているか、頭で分かっていても行動に繋がっているか、そういうコミュニケーションや活動のための時間が確保されているか、というと、まだ道半ばであると思っています。同時に、訓練と実践を組み合わせた人財開発プログラムを現場マネジメント力向上のための基礎的な仕組みとして再構築し始めました。
  • 今後のビジョンを教えてください。
  • 全社最優先方針である「安全絶対」「品質第一」を単なる念仏で終わらせることなく、企業文化としたい。そして、付加価値の高い「安全・品質」を会社の武器としてビジネスを成長させていきたい。結果として、社員が自信と誇りを持って仕事ができる会社にしたい、と考えています。
    〜 全ては一人ひとりの安全絶対から始まる 〜
株式会社ランテック福岡支店 支店長 窪田秀俊様

現場の声をリアルに把握できたことで、
組織そのものが成長しました!

株式会社ランテック福岡支店 支店長窪田秀俊 様

転勤前の支店で「いきプロ」を導入した当初、ミーティングのレポートを見て痛感したのは、主任、班長、係長といった現場役付者の「愚痴の多さ」でした。当時は、私たち管理者に対して、言いたいことを言えない環境だったのだと思います。

しかし「愚痴を拾う」というプロセスこそが、組織改善の大きな鍵でした。「愚痴は課題」という助言をもとに、足りない資材を購入するなど、まずは会社の環境を整えたことで、現場の雰囲気が変わり始めました。「いきプロ」の良さは、現場スタッフのミーティングに社外のファシリテーターが入ることで、忖度なしの意見が出せること。見つかった課題の中で、個人で解決できることと、会社として取り組むべきことが見えてくる。

ミーティング後のフィードバック、マネジメント指導を受け、社の取り組みに活かしていった結果、現場と管理者の意思疎通が図れるようになり、組織として機能するようになったと感じています。

「言っても無駄だ」から「言ったらどうにかなる」に変化したことが、「自分たちで考えて自分たちで動く」という意識改革につながりましたし、事故の減少、離職率の低下、ひいては収支にも効果をもたらしたものと思っています。

中川タクシー株式会社 代表取締役 石川優様

トップダウンからボトムアップへ。
理想の組織に近づいてきました!

中川タクシー株式会社 代表取締役石川優 様

以前は、典型的なトップダウン型の会社でした。しかし、組織を健全に存続させるためには、従業員一人ひとりが自分で考え、自分で提案して動くというボトムアップ型への転換が必要だと思っていました。

「いきプロ」のミーティングでは、常に指示待ちだったドライバーたちが、いろんな意見を出すようになりました。役員は発言せず、聞くことに徹する、ドライバーは何を言っても否定されない、どんな小さなことでも聞いてもらえるという場づくりが効果的だったのだと思います。

発言することでドライバー自身が参加意識を持ち、積極的に取り組むようになりました。
「いきプロ」の特徴の一つは、状況によって様々なスタイルのミーティングを提案してもらえること。ドライバー中心のチームミーティングでは、リーダーがメンバーに対して様々なノウハウを教えたり、お互いの経験を共有したりしながら、日常業務に活かしています。

以前は、管理者の指示、命令、指導中心の体制で改善の難しい問題も多くありました。今は管理者の洗い出した問題を各チームが管理者と一体となって取り組む日々の積み重ねで、安全への意識もより一層高まり、結果的に無事故の記録も伸びています。

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離職率ゼロ、人員170%増、残業時間26%削減。
事故件数48%削減
の成果を実現!

某社 倉庫業務チーム 管理職鈴木様(仮名)

1ヶ月単位で捉える人、毎日コツコツ進捗数値を捉える人では、改善スピードに差が出る。日々、業務多忙だが、進捗を見た方が良いと実感できた。

ケース03実績グラフ

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