緊急事態宣言中の弊社の取り組み 下
この2カ月半の巣ごもりリモートワーク中でも
新たな動きがいくつかありました。
安全マネジメント活動をより良い形にしようと、
新年度から取り組みを始めた事業所様は、
4月〜5月の2カ月間で管理者全員で綿密に準備し、
その支援をWebミーティングでさせて頂いて、
宣言解除後の6月に入って、会社の規定のもと、
感染防止に配慮した除菌・防菌施策を抜かり無くおこなって、
ドライバーズミーティングの開催に至りました。
※写真は2020年1月に撮影されたものです。
新たに小グループ活動を始めるにあたっては、
最低3カ月から6カ月の準備期間を経て取り組むのが
弊社の通常モードですが、こちらのケースは最短でした。
こちらの場合は、社内の他事業所の安全活動を今まで観察してきて
昨年度から心構えに入っていたことや
数年前までグループ活動をしていたことがあったのが
この状況でも新たな活動開始へ躊躇なく取り組めた要因と思います。
※写真は2019年12月に撮影されたものです。
また昨年秋から取り組み始めた事業所様では、
階層別の安全取り組みですが、
荷扱いの事情から一切、訪問出来ず、
またWebミーティングも厳しい中、
活動を止めてしまわないように
課長職以上の方々からの現場の皆さまへの関わりを
きめ細やかにお願いしました。
係長、主任、班長と、目の前の日常に捉われがちにならざるを得ない状況を
課長職以上の方々が日常に巻き込まれずに、
土台となる「安全」に意識を戻せるような
声かけや関わりを持ってもらうようにしました。
他にもエピソードはあるのですが、未曾有の感染症の蔓延で、
様々な「当たり前」が覆された中でも
一つ一つ、着実に「安全」を積み上げていく事業所様と
一緒に業務に就けることの幸せを今回実感して、振り返ってみました。
今年の秋・冬には、感染症蔓延の第二波の懸念もある中で
いま、まさに現場の立て直しをされている方々も多いと思います。
備えあれば憂いなし、と言いますが、
まさに、そうだなぁ、と実感した2カ月半でした。
どうぞ皆さま、くれぐれも予防行動で、
ご安全に!
(森川美希)