社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.41》
「本年もよろしくお願いいたします」
年末から少し長めのお休みだった会社も仕事始めを迎えられた頃でしょうか。
「明けましておめでとうございます。
皆様の社内コミュニケーションがより潤滑になるためのヒントをお伝えして
ほっとひと息していただくお手伝いができますよう精進して参ります。
本年もよろしくお願いいたします。」
1月2日の「書き初め」をされた方はいらっしゃるでしょうか。
毛筆で1年の抱負やおめでたい言葉をしたためる行事ですね。
長年の習慣にしているという方もいらっしゃれば、
子どもさんの書き初めに付き合って久しぶりに書いたという方も
いらっしゃるのかもしれません。
目標成就の願掛けの意味も持つ「書き初め」ですが、
社内コミュニケーションに関する目標を「書き初め」にするとしたら、
皆さんはどのような言葉を書かれますか?
自由な言葉でも構わないと思いますが、「書き初め」では四字熟語から
選んで書くことが通例となっているようです。
◆温故知新:
前から知っていること・昔から知られていることについて再度考え、
そこから新たな知識や気づきを得ること
※コミュニケーションに関する知識を再度、違う方向から見てみる!?
◆心機一転:
何かをきっかけにして、気持ちも切り替えて進めること
※新年を始めとした様々なタイミングで、気持ちを切り替えて話してみる!?
◆明鏡止水:
邪念やわだかまりなどなく、澄み切った落ち着いた静かな心境のこと
※「~してくれなかった」「言ってくれなかった」といったわだかまりに
とらわれずに、「自分にできること」を探して話をしてみる!?
少しこじつけた部分もありますが、四字熟語に自分なりの意味(※)を加えて、
コミュニケーションの目標にしてみるのもよさそうです。
私は……「誠心誠意」を書き初めにしたいと思います。
◆誠心誠意:
損得なく人に尽くそうとする気持ちを持って人に接すること
※相手にとって必要・大切と感じたことは、自分の評価や損得など
考えずに伝えていく1年にしたいと考えています
さあ、今年のコミュニケーションの目標は何にしますか?
(柴村 馨)