社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.37》
モチベーションアップの前に行動あり!
11月に入っても夏日が続く地域もあり、昼夜の寒暖差に身体が追いつかない
感じもしますが、皆さんお変わりないでしょうか?
朝夕の肌寒さが心地よく、集中力が増してきたという方もいらっしゃるでしょう。
逆に、身体の疲れが心にも影響して、仕事へのモチベーションが上がらない人も
いらっしゃるかもしれません。
そもそも、モチベーション(やる気)が上がるから行動できるものなのか、
行動するからモチベーションが上がってくるものなのか、どちらでしょう?
行動が先か、モチベーションが先か、鶏と卵のようですね。
その答えは……どちらもある、です。
明確な目標があって、それを達成する方法がわかっているという「結果期待」、
しかも、頑張ればできそうな気がする、という「効力期待」、
この2つが揃っているときにモチベーションは高まります。
仕事上の専門性を身につけたいと考え、そのための資格の取り方も分かっている、
そして、それが自分にとって無理なことではないと感じたときに、
実際に資格取得のための行動をとるようになります。
この場合、モチベーションが先にあって、その結果行動が生じています。
ここで、「仕事上の専門性を身につけたい」という目標がどこから
生じてくるのかを考えてみましょう。
多くの場合、まずはその仕事を始めてみる、つまり、行動を取ってみること
から始まり、続けているうちに専門性という明確な目標が見えてくる
ものではないでしょうか。
この場合は、行動が先にあって、その結果モチベーションにつながっています。
自分の中にモチベーションがあるのならば、あとは行動するのみ、
なかなかモチベーションが上がらないならば、まずは行動してみて
モチベーションが上がってくるのを待つとよさそうです。
というわけで、結論は「ひとまず、動くことから始めよう!」ですね!
(柴村 馨)