組織の大小に関係なく管理職の課題は同じ
組織力強化プログラム”職場いきいきプロジェクト(以下、いきプロ)“の番外編で
他社交流を行ったときのことです。
同業他社の会議を見学する機会を設定して、中小企業の管理職の方々に、
大企業の管理職の方々の“いきプロ会議”に参加してもらいました。
同業とはいえ、扱うジャンルが違うため、業務がバッティングすることがない状況で
実現した他社交流会です。
見学を受け入れた大企業の方々は、いつも通りの定例会議として
「組織力を強化するために」どうしていくのか、
と自部署の具体的な内容について語り合います。
オブザーブ参加の中小企業の管理職の方々は、後方で会議の進行を聞きつつも内容によっては
「自社ではこのような取り組みを工夫している」と発言し、
中小企業ならではの柔軟な取り組み内容を披露する等、互いに得るものがある交流会でした。
その中でも印象に残ったことは、中小企業の管理職の方からの意見でした。
「大企業さんだから当たり前に出来ているだろうと思っていたことが案外、
課題として議題に挙がっている。
そしてその課題は結局、人のことで、私たちと同じところが多々あると感じ、ヒントを得た。
持ち帰り、工夫に着手したいと思う。」
システム化が進み、便利になっていく中で、そのシステムや機械を使いこなすのは結局、人です。
そして、その人々に活き活きと業務に取り組んでもらうことが管理職としての役割です。
企業の規模感問わず、管理職にとっては共通の課題と再認識する機会となりました。
弊社が大切にしている概念
「結局、人だ。すべては、愛だ。」
を大切に、活き活きとした人々のサポートに邁進していきたいと改めて思いました。
(森川美希)