社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒイント集 Vol.4》
「教える」って偉そうなこと?
仕事上の様々な業務を効率的に進めるためには、
社内でのノウハウの共有がスムーズに行われるとよいですね。
「ここが難しいのですが、どんな風にしていますか?」
「この前は困っていたようだけど、こうするのがコツだよ」
気軽に教えてもらったり、教えたりがしやすい雰囲気が大切です。
皆さんの職場ではいかがですか?
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もっといいやり方があるのだけど…と気づいていながら、
教えるのは躊躇するということもあるようです。
「自分は教えるような立場ではないから…」
「教えるなんて、相手に偉そうにと思われたら…」
ノウハウの共有がスムーズに進まない一因にこの遠慮があります。
「教える」のは偉そうなことでしょうか?
先生が生徒に教える、この場合は知識に差があるイメージですね。
教えるというと相手よりもこちらの知識が上という印象を与えそう…
これが偉そうというイメージにつながるのでしょうか。
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そもそも、知識量が多い方が偉いというわけではありませんね。
「偉い!」と褒められることは、勇気や努力や思いやりなども含めて多様なものです。
相手のためを考えれば、知っておいた方がいいことを伝えるのは大事なことです。
相手のために教えることができる人は、偉そうな言い方もしません。
「相手のため」と相手が主役になっていることが大切です。
「教えられる」ことに抵抗を感じてしまうという人もいます。
これも「教える」イメージに上下の評価を持ち込んでいることが原因です。
自分が知っていることであっても、教えてもらうことで再確認になります。
また、相手の説明力を向上させたり、理解を深める一助になったりします。
「ありがとう!助かります!」で
もっともっと教え合いやすい雰囲気作り進めましょう!
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(柴村 馨)