一方通行の会議ではなく、話し合いが起きる会議のコツ 6つのポイント

「会議」というと、どんなイメージを持っていますか。

偉いひとが、一方的に話しているのを聞いている、

参加者が報告書を読み上げている、

毎回発表したい人(ほぼ毎回同じ人)がPowerPointを作り込んできて発表している、

こんな会議ではありませんか。

弊社が提供している組織力強化プログラム”職場いきいきプロジェクト!”では、

会議を通して、プロジェクトを進めていきますが、

従来のいわゆる「会議」ではなく、「会って、議する」のです。

「議する」とは、通常、聞きなれない言葉ですが

「集まって互いに意見を出し合う」ことを「議する」と言います。

ミーティングも同様です。

Meeting=Meet+ing 「会って、今、ここで対話する」と、私は解釈しています。

関係者として、せっかく集まっている参加者の全員が口を開き、意見を出すからこそ、

イノベーションが起きやすくなる、そのように考えてファシリテーションしています。

もちろん議題によっては、

中心となる参加者とオブザーバー参加の方々もおられますが、

オブザーバーの役割は、会議が健全に進行されるように観察したり、

より良い展開になるよう提案したりすることなので、必ず発言してもらいます。

話し合いが起きる会議のポイントは6つあります。

・笑顔で参加する ・・・しかめっ面では良い案は浮かびにくい

・時間を守る ・・・長引く会議には出たくなくなる

・全員が話す ・・・管理者/オブザーバーは寄り添って聴き、情報が足りないとき提供する

・イイね!と、事実を認める ・・・良い点に着目し、粗探しはほどほどにする

・話をさえぎらない ・・・発言者が話終わるまで一旦、聴く

・発言者の意見をからかわない、否定しない ・・・多様性を認め、違う意見を受け止める

そして、上記のポイントを、より活性化するには、意見を見える化することが大切です。

※「意見」を見える化する・・・ホワイトボード、もしくは付箋とノート 等

このような、ちょっとした工夫をすると、

会議で意見が出やすくなり、やってみようかという行動計画が生まれてきます。

(森川美希)