行動しない部下の行動力をあげるたった2つの方法
やることは分かっているはずなのに
動き出さない部下を見ていると
どうして行動しないんだろう、と、
はがゆく思う管理職の皆様は多いと思います。
自分たちの思うようにやって良い、
やりたいようにやってみて、
と、日頃からいっているから
やることは分かっているはずなのに
動き出さない。
そんなとき、たった2つのことをするだけで
部下の動きが変わります。
1.本当にやって良いんだ、という安心感
2.やり方を具体化する
まず1点目は、安心感を持たせることです。
いくら、やりたいようにやってみて、と
言ったとしても
今まで、ずっと細かく指示が出され、
自分の考えを言う隙もない状況が続いていたら、
本当にやって良いのかな?と疑問が残ります。
そして、何か動いて上司の意に沿わなかったら、
また細かく、うるさく言われる、と思うと
動かないで言われない方が余程良いのです。
まず本当に「やって良いんだ」と安心できるよう
上司からの心理的安全性を確保した関わりが重要になります。
そして、2点目が行動の具体化です。
やり方は分かっているだろう、
知っているはずだ、と思っているのは上司だけで、
部下に確認すると、案外知らないことが多々あります。
「やること」を確認していくと
最初から分かっていなかったり、
途中から曖昧になっていたり、と
先後まで完遂できる状態ではないことも多くあります。
確認すると、
本当に「やること」は分かっていたけれど
やれない理由が別にあることもありますが、
その理由を解決すれば動き出せます。
案外、当たり前のような、この2点が盲点になっていて
整っておらずに動き出さない理由になっています。
管理職の皆様、
一度、ご自分の部下との関わり方を振り返ってみませんか。
(森川美希)