どちらを選んでも良い
毎日の様々な場面で、判断に迷うことがあります。
例えば、仕事とプライベートの時間、どちらも大切です。
どちらに時間を取ろうか、と悩むことも私は、しょっちゅうあります。
仕事もとても大切ですし、
ましてやプライベートの時間は
人生そのものですから、もっと大切です。
自分の時間が限られている中で、
この限られた時間を
公私のどちらにあてるのか、悩みどころです。
時間に限らず、何かを判断するとき
どちらにしようか、と悩みます。
その判断することが、大切なことであり、
重要であればあるほど、判断出来なくなってきます。
迷いが生じるのですね。
こちらを選んで、まずいことになったら、どうしよう。
はたまた、逆を選んで後悔したくない。
そんなときは、
深呼吸して、ふっと肩の力を抜いて、
「どちらを選んでも良い。
結果は、そう大きく変わらない。」
と、つぶやいて、ちょっと離れたところから見てみると、
選んだ方が良いことが見えてきたりします。
その選ぶときに、
もしくは選んだあとに、
胸がザワザワしたり、落ち着かないなら
それを選ばない方が良い。
それだけです。
選んでみて、思う結果にならずとも
また工夫したり、違うやり方をしてみれば良いだけです。
私たちは時間を生きています。
その限られた時間を、落ち着かない気持ちで、
ザワザワとした不安を胸に抱え続けて過ごすのは
もったいないことです。
一旦、こうだ、と判断しても
そのあと、ザワザワが続くようなら
すぐに翻して、判断し直せば良い。
スッキリと、爽やかに、
顔を上げて時間を過ごせることを
選び取ること。
それが幸せな判断だと思います。
そして選ぶ場面は、ずっと日々続きますから
「どちらを選んでも良いんだ。
いま、自分はどちらを選んだ方が、安心なんだろう…」
と、つぶやいて、ちょっと離れたところから見てみたり
はたまた、、、
「どちらとも両方選んで、ひとつひとつ順番にやっちゃおう!」
というのもアリかもしれません。
(森川美希)