緊急事態宣言中の弊社の取り組み 上

県境を超えての移動も解除され、

徐々に人々の動きが戻りつつある状況ですね。

弊社の業務も、3月末〜6月半ばまでの期間、

完全に県内だけでの業務へ切り替えました。

要件がある場合以外は、一切お客様へ訪問せず、

リモートワークのWebミーティング中心で業務に取り組みました。

約2カ月半の間の変化を、3回に分けて書いてみたいと思います。

社内情報共有も、お客様対応も、

Webミーティングツールやメール、電話等を駆使して

対応できたことが弊社の大きな変化でした。

すべてを満足いく形で業務が出来たとは言えませんが、

まったく業務が止まってしまう、ということにはならずに済みました。

まず、社内の変化で一番、良かったのは、

社内ミーティングが定期化されたことです。

Webシステムツールを使い、福岡と名古屋を繋いで、

毎週1回、1時間、みんなで対話することで

スタッフの業務への向き合い方が良い方向へ変わったと感じます。

ミーティングの中で、疑問点や困ったことを洗いざらい互いに話し合うことで、

「業務が止まる」ことが無くなりました。

「困ったなぁ」「まずいイヤな感じがする」のを、

「困った、困った」「まずい感じだけど、どうかな」とそのままにせず、

「どうすれば次へ確信を持って進めるのか」を一緒に考えることで、

停滞しかけていた物事が動き出すのですね。

この定例ミーティングは、弊社の根幹をなす、

マニュアル化しにくい「勘・コツ」を共有できる場として、

今後も継続していきます。

(森川美希)