覚えておきたい挨拶の仕方(新入社員編)

この時期、新入社員の方達を迎えられた会社様も多いと思います。

そこで、今回は「覚えておきたい挨拶の仕方(新入社員編)」をお伝えします。

小さい頃から「挨拶は大事だよ」「挨拶は自分からするのよ」などと

家庭や学校で教えられた経験、ありませんか?

なぜならば、挨拶は、人と人のコミュニケーションの基本となる行為だからです。

そして、このことは、社会人になっても同じです。

ビジネスシーンでは、様々な年齢や役職、取引先の方などと一緒に仕事をすることに

なりますので、TPOに合わせた挨拶の仕方を身につけましょう。

1)声

明るく元気な声で、挨拶をしましょう。その際、語尾を伸ばしたりせず、はっきりと

発音すると好感度がアップします。また、あごを上げることで、喉の気道が開き、

声が通りやすくなります。ただし、静かな場所や狭い場所で大声を出すのは、好ましく

ありません。

シーンに応じて、声の大きさを調整しましょう。

2)表情と視線

笑顔で相手の目を見て挨拶しましょう。いくら元気な声で挨拶をしても、視線を

逸らしたり、表情が暗かったりすると、せっかくの挨拶もかえって悪い印象を与えて

しまうこともあります。

3)姿勢

姿勢を正しく保ち、挨拶を終えるタイミングでお辞儀をすると、より心のこもった

挨拶になります。

4)注意すべき点

廊下などで、先輩や上司、取引先の方とすれ違う場合、歩きながら挨拶をするのでは

なく、一度立ち止まってから挨拶または会釈をしましょう。(優しい表情も忘れずに)

最初は慣れない環境に上手に挨拶できなくても、明るく心をこめて挨拶をすれば、

相手に気持ちは伝わります。

挨拶という漢字の意味は

挨 … 心を開く

拶 … 相手に近づく

挨拶は、自分の心を開くことで相手の心に近づいていく、積極的な行為なのです。

自分から繰り返し挨拶をする事を心がけて、まずは、社内での挨拶を習慣にしましょう。

(伊達亜矢)