社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.36》
言葉を整えてスイッチを入れる
季節の変わり目であるこの時季は、夏の疲れもあってか、
なかなか集中できないという声をよく耳にします。
昼夜の寒暖差も大きく、季節の変化に身体が追いつかない感じでしょうか。
仕事モードのスイッチを入れるのに一苦労、という日もありますね。
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皆さんの「仕事スイッチの入れ方」はどのようなものでしょうか?
出勤の移動中に一日のスケジュールをチェックすることで入れる方、
モーニング珈琲など、お決まりの飲み物を楽しむことで入れる方、
朝活でビジネス英会話や勉強会で学ぶことを通して入れる方、
会社で制服に着替えることで入れる方、
朝礼や夜勤者との申し送りに参加することで入れる方、
それぞれに仕事スイッチを入れる方法をお持ちではないかと思います。
仕事スイッチを入れる方法として、「言葉を整える」のもお勧めです。
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「おはようございます」
「書類の確認をお願いできますか?」
「ありがとうございます」
「本日もご安全に、よろしくお願いいたします」
「お疲れ様でした」
言葉を整えることを堅苦しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「言葉遣いを丁寧なものに変えないといけない」のではなく、
「言葉遣いを丁寧にすると、脳にとって仕事モードだとわかりやすくなる」のだと
考えてみると、試してみやすいのではないでしょうか。
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私たちの脳は、入ってくる刺激によって左右される面があります。
目に入る光の量によって、眠って良い時間だと感じたり、
美味しそうな料理の映像を見るとお腹が空いてきたり、
同じことの繰り返しには飽きて注意散漫になってきたり。
この刺激の影響を受ける性質を利用して、「仕事のとき」であることを
わかりやすくする刺激を使うのです。
先の例に出した「制服」も、仕事に入ることが意識化しやすい刺激です。
「言葉を整える」ことも、適度な緊張感をもって考える刺激になります。
自分が発した丁寧な言葉を聞くことでも、仕事モードが高まります。
堅苦しくない程度に言葉を整えて、仕事スイッチを入れていきましょう!
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(柴村 馨)