第一線で活躍するスタッフに情報を渡そう

10月になり新たな気持ちで、下半期を迎えた方々も多いと思います。

私も新プロジェクトの始まりに向けてプレゼン会へと9月の終わりに参加しました。

そのプレゼンの質疑応答のとき、口をついて出たのがこちらの言葉です。

「安全は情報戦です。第一線の現場のスタッフに情報を渡すことが事故予防になります!」

私どもは、現場中心法で事故予防コミュニケーションを取ることで

安全行動を増やす取り組みをしてきました。

まさに知っていたらできていたこと、理解していればできていたのにということが、

事故・災害という形となって起きてしまいます。

致命傷にならないクスッと笑えるミスは

「知らなかったの?気をつけようね」で教えれば良いですが、

重大なことに繋がるリスクがある情報は

「知らなかった」「そんなに重要と思わなかった」では済まないことも多々あります。

もしかしたら、

知らないかもしれない、重要性を理解していないかもしれない、

と気づいたときが教えるタイミングです。

事故予防コミュニケーションを先手で取っていくのが、

第一線のスタッフの安全行動を増やすコツです。

(森川美希)