社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.24》
新入社員の皆さんへ
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます!
入社からもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますね。
新入社員研修で忙しかったり、職場の物理的環境・人的環境に慣れることで
精一杯の1ヶ月だったり…もう慣れましたか?
入社前にイメージしていた仕事や職場と実際の仕事や職場には、良くも悪くも
ギャップがあることと思います。そのギャップにショックを受けることを
リアリティー・ショックといいます。
イメージしていたような動きができない自分にショックを受けることもあります。
これは誰しも経験することであり、必ずしもそのイメージが
間違っていたわけではありません。
自分が就いた仕事を具体的に知り、基本的な動きを身につける。
その初期段階を経ると、次第に自分がイメージしていた動きができるようになり、
イメージしていた仕事に近づいてきます。
そうは言っても、慣れない環境で慣れない人たちの中では日々が一杯一杯ですね。
だからこそ、とても大事なこととして覚えておいて欲しいことがあります。
「できるフリをしない。責任ある仕事のためには訊くのも仕事」
つい、自分への評価が気になって、できるフリをしてしまうことがありますが、
百害あって一利なし、です。
本当にできることならば、確認した上で責任を持って行動することが
評価されます。しかし、できないことをできるフリをして中途半端にするのは、
結局、周囲に迷惑をかける結果に終わることになります。
しかも、それが自分のイメージを守るためのできるフリによるもの、となると
周囲の信用も失いかねません。
分からないことはしっかり質問・確認して行動しようとすること、
それこそが周囲の信頼にもつながる姿勢です。
焦っても仕方がありません。せっかく就いた仕事です。
その仕事が持つ意味を学び、考えながら、一歩ずつ着実に進みましょう。
「先輩、今している作業について確認お願いできますか?」
「先日教えて頂いたのですが、○○の部分をもう一度教えてください」
「自分ではこうすれば良いと考えているのですが、問題ないでしょうか?」
新人のうちは(本当はベテランになっても!)訊くのが仕事です。
教えてもらったら、「すみません」ではなく、「ありがとうございます!」で
気持ちよく教えてもらうコミュニケーション、頑張ってくださいね!
応援しています!
(柴村 馨)