コミュニケーションエラーがニューマンエラーになる

職場いきいきプロジェクトで伺う事業所でのミーティングで、

よく話されるのがミスやエラーの話です。

交通事故、作業ミスや入力エラーなど様々な「間違い、ミス、エラー」の根底に

「コミュニケーションエラー」が多く関わっている、と感じています。

交通事故の場合、

・行けるだろう

・来ないだろう

・大丈夫だろう

と、対向車や歩行者、自転車などの交通パートナーとのコミュニケーションエラーがあると、

ぶつかってしまいます。

作業ミス、入力エラーなどの場合、

・伝えた(つもりが聞いていないと言われる)

・いつもと同じはず(が今回は違っていた)

・確認した(つもりが確認ポイントがズレている)

というように自分(と相手)のコミュニケーションエラーで間違ってしまうこともあります。

交通場面でも、業務中でも「もしかしたら…」と感じたり「これくらい大丈夫」と思ったときは

『確認する』ことが大切です。

交通パートナーの動きを見て、確認する。

業務パートナーに聞いて、確認する。

そして今ここでの「自分の行動」を確認する。

その一瞬の「確認」を忘れたり、大丈夫だろうと確認しなかったときに、

ミスやエラーが起きやすいと感じています。

嫌な予感がしたときは、立ち止まって一呼吸おいて確認すると、

ミスやエラーが大事に至る前に気づけることもあります。

この嫌な予感を感じ取り、

もうひと手間かけておこうと判断できる良い状態を保っておきたいですね。

自分を良い状態に保てるよう自分とのコミュニケーションも十分に取り、

他者とのコミュニケーションも適宜しっかりと取って、

ヒューマンエラーを防いでいきたいものです。

※この記事は、2017.6.19に掲載したブログを修正して再掲しています。

(森川 美希)