できた!をつくる
スキルが必要な動作では、
日々、その動作を繰り返しおこなっています。
毎回、こんなものだと思って繰り返しています。
月日が経つと、いつの間にか無自覚なまま、
自己流になっている部分が多々あるものです。
お料理なども、そのような面があるかな、と思います。
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最初に習ったときには、型通りにやっていますが、
“するべきポイント” が多いと、
いつの間にかその大切なポイントが抜けもれて忘れてしまうことも。
そして、自己流になってしまうこともあろうかと思います。
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それを再度、習いながら、
もしくは、マニュアル通りに一つ一つ手順を確認しながらやってみると
自己流との違いに気づけます。
なんと本来の手順の方がやり易く、より良い結果につながるのか、と。
スムーズで、
安定して動作ができて、
結果、安心感がある。
誰がやっても同じ再現性があるのです。
接遇マナーやエチケットなどは代表的な再現性がある動作だと思います。
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実際の最前線の現場では
失敗できない緊張感や
複雑に絡み合う「人、物、機械」の在り方や動きがあり、
難しくて、ヒヤッとすることもありますが
「まあ、いいか、ヒヤリで終わったし」と
その日を終えています。
ヒヤッとした場面や動作を見直さず、
そのままにしておくと、
いつかヒヤリが残念な結果となるかもしれません。
実技練習の場では、
ちょっと難しい場面設定をして
何度も失敗しながらコツを掴んでいき、
「できた!」という体験をすることが大切と思います。
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練習の場で「できた!」を体験して
日々の自己流から回復し、
気持ちをリセットして
実際の現場に戻ってもらいたいものです。
そして、1回できたからヨシとするのではなく、
大切な業務であれば、
定期的に再度の練習を繰り返して体験し
スキルを落とさないことも重要だと思います。
私も、鍛錬・訓練を定期的にセットしつつ、
日々のヒヤッとを減らせるように過ごしています。
(森川美希)