明日からできる「伝わる」話し方のコツ

仕事を教えるとき、

分かりやすく伝えることが出来るようになりたい、

会議などで報告するとき、

相手に伝わるように話がしたい、

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

仕事をする上で「伝える・伝わる」ということは、とても大切なことです。

そこで、話すのが上手な人の特徴からみる明日からできる

「伝わる」話し方について、考えてみたいと思います。

私が様々な方々と話をする中で、話すのが上手な人には

3つの特徴がある、と気づきました。

①内容が分かりやすい

 社内用語や、必要以上に専門用語などの難しい言葉を並べず、

 理解しやすい言葉を選んで話します。

 そうすることで、人の記憶にも残りやすくなりますね。

②明るくハキハキと聞き取りやすい声

 語尾まで、はっきりと話し、態度や動作、声の調子にも気をつけています。

 一方的なコミュニケーションにならないように、

 抑揚をつけながら、聞き取りやすい声で話します。

③自分の体験に基づく話や、例え話でグッと相手を引きつける

 難しい話のときや、単調になりがちな話の合間に

 自分の体験に基づく話や、例え話でグッと相手を引きつけます。

いかがでしょうか?

そういえば、と思うひとも多いのではないでしょうか。

次に、話すのが上手な人の特徴からみる、

明日からできる「伝わる」話し方のコツをまとめてみましたので、

ご紹介します。

①シンプルに結論を一つに絞って、伝える練習をする

 話が伝わらない原因には、いろいろなことを一度に話してしまうという

 傾向があります。

 一番伝えたいことは一番最初に話すなど、日頃から意識するだけで

 伝わり方が違ってきます。

②自分の話す声のトーン・話し方のクセを知る

 声を客観視するには、自分の声を『録音』して聞いてみるのがお勧めです。

 『動画撮影』は、動きも見ることが出来るので更に効果的です。

 私の体験談ですが、以前撮影したとき、自分の話している姿を動画で見て

 ショックを受けました。

 思っていた以上に声に抑揚がなく、「えー」といった言葉を何度も

 使っていたのです。

 こういったことは、撮影しなければ気づけませんでした。

 それから定期的に録音し、チェックするようにしています。

このように、ちょっとした工夫や意識をすることで、

「伝える」から「伝わる」に変化します。

「伝わる」話し方になっているかな、と日々、自分に問いながら

今日も、話をしたいと思います。

(伊達亜矢)