どこまでも想定する

災害や事故が起きると

何故、こんなことになってしまったのだろう、と

思うことがあります。

こんなときに、

こんなところで、

こんな状況で、

こんなことが起きるとは。。。


※写真と本文は関係ありません。

まさか、と

思いもしないことが

目の前に起きてきます。

何度も、何度も

そんな数々の事案に遭ってきました。

その度に、

どうしてだろう、

何故こんなことになるのだろうと

毎回、思います。

人間が作った工作物(機械)・建築物、

人間が設置したモノ、

人間が動かした機械、

人間が取った行動、、、。

根っこには、必ず、人間が関わっています。

どうして、これをここに作ったのだろう、

どうして、ここにはこれが無いのだろう、

どうして、機械を止めなかったのか、

どうして、装備を使わなかったのか、、

あらゆる想定が後から、なされても

何かが起きてしまった後では

遅いのですよね。

毎回、同じ苦い思いで、

環境や設備の対策、

指導や教育、助言の再徹底に

関係者全員で、あたります。

そのために話し合いをすると、

必ずと言って良いほど、

事前に予兆があったのです。

誰かが小さな違和感に、気づいているのです。

そこを手当てしきれてなかったことが、

ほとんどです。


※写真と本文は関係ありません。

未然の防止の方が、

何倍も早く、コストもかからず、

リスクは最小限である、と実感します。

起きた事から、

再発防止が始まるケースが多いですが、

そこが

次の事案の「未然の防止」になるのですから、

襟を正し、背筋を伸ばして、

愚直に小さな事でも見逃さずに

実践、実行していきたいと

常に心がけていますし、

これからも実行し続けていきます。

(森川 美希)