社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.73
伝えれば済むことは伝えましょ♪
9月に入っても暑い日が続いていますが、それでも夜には鈴虫など秋の虫の音色に涼しさを感じるようになりました。秋の訪れを感じつつ、夏の疲れが出やすい時期でもありますので、身体はもちろんのこと、注意力などの低下にもご注意くださいね。
さて、今回のテーマは「伝えれば済むことは伝えましょ♪」です。暑さなどで疲れることでイライラしやすくなることもあるかと思います。だからこそ、軽やかに伝えて、イライラを増幅させないようにしたいものです。

先日、特急列車の指定席車両に乗っていたときのことです。私の前の座席(窓側)が空いていて、通路側の座席にはすでに座っている方がいました。そこに、その窓側の座席の乗客がいらしたのですが、ちょうど通路側の方が荷物を置いていたようです。
皆さんだったら、座ろうとした自分の座席に隣の人が荷物を置いている状態だったら、どうしますか?

その方は、マスクをしていても責めている顔なのがわかるくらいに眉間にしわを寄せて、通路に立ったままその隣の方をにらみつけていました。すぐに、通路側の方も気づいて、会釈をしながら荷物をどけていました。その結果、ご自分の座席に座れたのですが、ドンッと座ると、ガッと背もたれを倒してスマホを見始めました。
私はこの出来事を後ろの席で眺めながら、あんなに不機嫌全開な態度をとってしまうと、その後も隣同士で座り続けることになるのに、気疲れしないのだろうか、と勝手な心配をしていました。確かに、他の人の指定席に荷物を置くのは良くありません。でも、つい、ということもありますよね。
「そちら、座ります」「そこ、私の座席です」と穏やかに伝えるだけで、荷物をどけてもらえるでしょうし、相手の方も恐縮しすぎなくて済むことで、自分の居心地も良い状態を保てる気がします。

短時間関わるだけの他人でも、心地よくありたいものですし、これが職場の人同士だったら、と想像してみるとどうでしょう?相手に非があるとしても、不機嫌全開になる必要はないですし、これが繰り返されると、「心地よくない人」「心地よくない場所」になってしまいます。
気持ちよく伝えれば済むことは伝えてスッキリ解決したいものです。それが苦手な人は、「べき論(こうあるべき)」が強いのかもしれません。相手にも事情があるのかも、ついウッカリかも、と考えて、誰にでもあるな、お互い様だな、と思えたら楽に過ごせそうです。
伝えれば済むことは、穏やかに伝えていきましょう♪

(柴村馨)

