社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.77》
「べき」にも注意!
新しい年のスタートをどのようにお迎えになりましたか?
年末年始だからこそ忙しいお仕事の方、帰省や旅行で移動した方、
それぞれにお疲れが出てくる頃かと思います。
この一年、ご自分の心身のメンテナンスも早め早めにお願いいたします。

この冬は日替わりで寒暖の差が激しく、降雪にも要注意です。
運転時には、温かさに油断せず、凍結した路面や雪道への対策が必要ですね。
前を走る車の挙動にも反応できるよう、車間距離をしっかり取るのも大切です。
運転時の注意と言えば、「だろう運転にならないよう、かもしれない運転で」と
よく言われます。「出てこないだろう」「急なブレーキはしないだろう」ではなく、
「出てくるかもしれない」「急なブレーキがあるかもしれない」と予測して
事故予防運転をしましょう、というものです。
これに加えて大切なのが、「べき運転を求めない」ことではないでしょうか。
「このタイミングで出てくるべきではない」「急なブレーキはするべきではない」。
これを相手の運転に求める意識が強すぎると、車間が詰め気味になってしまいます。
ギリギリのタイミングで出てきた相手や、急なブレーキをした相手への対応が
間に合わないことにもつながり、とても危険です。

「すべき運転をする」「すべきではない運転はしない」―確かにそうなのですが、
注意不足になったり、状況変化に対応する必要があったり、と様々な事情で
「すべき運転」から思わず外れてしまうことは、誰にでもあり得ます。
間に合わずに追突してから、「相手がすべき運転をしなかったからだ!」と
主張するより、「すべき運転をするのは当たり前のこと。だけど、できなくなる
状況もあり得る」と、未然防止の観点から車間距離を取って事故回避した方が
誰にとっても(自分にとっても相手にとっても、周囲の車にとっても)
良いことは間違いありません。
「だろう運転」だけでなく、「べき運転」にも自分から気をつける。
これは、運転場面だけではなく、コミュニケーションの場面でも同じです。
相手が「言うべき」「訊くべき」にこだわらず、自分から「言う」「訊く」を
していくことで、コミュニケーションのエラーも未然防止できますね。

(柴村馨)

