社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.79》

年度末は「うまくいったことの振り返り」で新年度の準備を!

「振り返り」することで成長を確認できる、というのが前回のテーマでした。

年度末は、様々な面からこの「振り返り」を行う時期です。

決算を迎える会社も多いですし、異動のための引き継ぎが行われる場面も

あちらこちらで見られることでしょう。

「振り返ってまとめる」日々が続く時期ですね。

この「振り返り」は、「うまくいったこと」を中心に考えることをお勧めします。

どうしていたからうまくいったのか、どうしたから大きなミスにならずに

済んだのか。うまくいっている理由に着目するのです。

セーフティⅡ(詳しくは芳賀繁先生の著書『セーフティⅡとは?

「失敗を減らす」から「成功を増やす」へ』)の考え方ですね。

うまくいっている理由となっている行動や習慣を増やせば、結果として

うまくいくことが多くなります。

さらに、その行動や習慣を職場で共有することで、うまくいく人も増えます。

引き継ぎを受ける側や、新入職員にとっても、

「〇〇しなければならない」「〇〇しないとダメ」という教えられ方では

失敗しないように、と肩に力が入ってしまいます。

「日頃から〇〇しておくとうまくいく」「〇〇すると楽」と教えてもらうと、

自然とそうしたくなるものです。

・今年度うまくいったことはどのような事柄があったか

・それがうまくいったのは、日頃からどうしていたからか

・それがうまくいくように、工夫してみたことはあったか

・失敗や事故につながらないところで踏みとどまれたのはなぜか

・うまくできている人には、どのような行動や習慣が見られるか

このような「うまくいったことの振り返り」で、新年度に

スムーズなスタートが切れるように準備しておきたいものです。

「うまくいったことなんてあったかなぁ」と思う方は、

「失敗や事故なく終えられた日」を振り返ってみるといいですよ。

それも実は、十分に「うまくいったこと」が連続した日です。

(柴村馨)