社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.84》
できることしかできないからこそ、できることをできるだけ
7月28日に発生した熊本地震で被災された皆様にお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
また、直接的にも間接的にも多くの業種の方々が影響を受けていることと思います。
頑張るしかないからこそ、頑張り過ぎないことを願い、今回のブログを書いています。

災害時には、被災された方々の大変さに多くの人たちが心を寄せます。
できれば現地に駆け付け、少しでも力になりたいと考えたり、
それが叶わないならば、せめて支援につながる寄付などの行動を取ろうと考えたり、
関心を寄せていることをSNSなどを通して示したりと、
何かしらの支えになりたいと考える人が数多くいます。
何とか力になりたいという思いは、とても大切で、しかも自然な心の動きです。
一方で、このような時に気をつけておいていただきたいことがあります。
サバイバーズ・ギルト(生存者が抱く罪悪感)と呼ばれる心の動きです。
「自分は無事であるということが申し訳ない」
「自分は十分には役立てていない。もっと何か役立たなくてはと焦る」
「自分が日常生活を送ることに負い目を感じる」
といった心理状態になることがあるのです。
この状態が続くことで、強い自己否定や抑うつ状態につながることもあります。
もしも、このような感じ方をしている自分に気づいたら、この言葉を思い出してください。
「人は、できることしかできない。それ以上はやりようがない。
だからこそ、できることをできるだけすることに集中する。それで大丈夫。
人を支えるためには、まず自分自身を大切にできていることが必要不可欠」
皆さんお一人お一人が、まずはご自身の心身を大切にしてくださいますように。
その上で、それぞれができることをできるだけ、で支援していきましょう。

日常生活をしっかりと送って経済活動を止めないことも、できることの一つです。
元気でいることが、地域の医療機関からDMAT(災害派遣医療チーム)が安心して
出動できる状況にも繋がります。
自分にできることを精一杯、で支援を継続していきましょう。

(柴村馨)

