社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.65》
安全のための安心につながる言葉
新しい年(令和7年、2025年)を迎えました。
今年の干支(十干十二支)は「乙巳(きのとみ)」なのだそうです。
「物事が順調に進む年になる」と言われています。
日陰でも伸びる草木と柔軟に進む蛇のイメージの組み合わせですね。
日々の仕事でも「順調さ」を感じられる一年となることを祈ります。

「順調」な状態のベースとなるのが「安全」です。
事故が無く、労災も無く、心身が健康であることで「安全」は達成されます。
つまり、「安全が達成されている」ということは、
突発的な事故や労災の対応に追われることもなく、
不測の人員減少によるシフト調整に四苦八苦することもなく、
急に不慣れな仕事をすることによる焦りや不安を感じることもなく、
「いつも通りに、安心して、順調に」仕事ができる現場になっているということです。

「入り口前の道路で工事が始まっているから、安全確認気をつけて」
「年明けから、労災防止に階段に滑り止めが設置されました。
慣れるまでは、かえってつまずく可能性もあるので注意してくださいね」
「最近、急に冷え込みが厳しくなりましたけど、眠られていますか?
朝、起きたときに肩が凝ったりしていませんか?」
早め早めの注意喚起や、分かっているかもしれないけれど念のための声かけ、
心身の健康への関心が伝わるひと言、
相手の安心につながる言葉が、結果的に安全を守ることにもつながります。
この一年も、「ほっとひと息」につながる社内コミュニケーションを
「乙巳」にちなみ、しなやかに積み重ね、すくすくと育てていきましょう!
「今日も、ご安全に!」

(柴村 馨)