社内コミュニケーションがうまくいく《ほっとひと息ヒント集 Vol.62》
みんなでラジオ体操!
先日、久しぶりにラジオ体操をしました。
研修に伺った先での10分休憩中に、参加者の皆さんが自発的に
始められたラジオ体操に参加したのですが、とても気持ち良くて驚きました。
身体を動かすことで得られるストレッチ効果はもちろんのこと、
みんなで同じ動きをして心地よさを感じる、それが良いように感じました。
研修参加者の皆さん同士も、皆さんと講師との間も、
ぐっと距離が近くなった気がして、和ませ効果があったように思います。
「相手と同じ動きをすること」「相手の動きと同調させること」は、
実はコミュニケーションスキルの1つでもあります。
ミラーリングといいますが、相手と同じような動きをすることによって、
親しみや安心を感じてもらう手法です。
もちろん、「いかにもマネしています」という動きでは、かえって不快感を
与えてしまうことにもなりますので、あくまでも不自然にならない程度にします。
自然な形で自分と合う動きを感じると安心できるものなのです。
この点から見ても、みんなでラジオ体操をすること自体が
ほっとひと息できるコミュニケーションの時間になるわけです。
会社によっては、始業時などにみんな揃っての体操を習慣化されていますね。
体操には、つまずきなどによる労災事故防止の意味合いもありますし、
デスクワークが続くことによる循環器系の不調防止にもつながります。
厚生労働省のホームページでも「転倒事故を防ぐ運動プログラム」として、
「転倒・腰痛予防体操実施マニュアル」が展開されています。
動画でも観ることができますので、関心のある方はぜひご覧ください。
「みんなで一緒に体操!」で、身体も関係性も心地よくリフレッシュしましょう!
(柴村 馨)