安全運転アドバイス67 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.152》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第152回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス67」』です。
 第151回の「飲酒運転根絶38」では、『「無くならない飲酒運転」パート2』
について、呟きました。
 第152回の「安全運転アドバイス67」では、
『「運転免許証と視力」は、一番大事なパートナー』について呟きます。

◎ 『「運転免許証と視力」は、一番大事なパートナー』

〇 視力

  どのような方でも、自動車運転中に安全か危険かの状況判断をして、運転を継続するには、
 目から入って来る情報によるものが、一番必要だと思います。

  もし、ハンドルを握った後、目隠しをされて「はいどうぞ運転してください。」と
 言われたら、運転免許証は持っていても、視力が使えずに運転することは、怖くて怖くて
 1mも進むことは出来ないでしょう。

  視力は、それほど大事です。
  自動車を運転する方は、常に視力を最も良好な状態のパートナーとして、
 保持していただきたいと思います。

〇 運転免許の適性検査

  通常、運転免許更新時には、「視力検査」があります。大型や二種免許等を持つ方は、
 「深視力検査」もあります。
  その他に、「聴力」「運動能力」の検査が必要な方もいます。

  受検者が一番心配なのは、「視力検査」でしょう。
  「視力検査」の結果次第で、運転免許証に

   「眼鏡等」

 の条件が付されることとなるからです。

  受験運転免許に対する視力が、眼鏡等で矯正しても合格基準に達しない場合は、
 当然運転免許証は交付されません。

〇 ところで、自分は

  最近、自分も加齢のためか、遠くの山々が霞んで良く見えにくいとか、夜間に
 車の運転時、対向車のライトが今まで以上に眩しくなり、運転がしづらいなと
 感じることが多くなりました。

  白内障の手術をした友人等に、その話をすると、
 「それは、白内障だよ。早く眼科に行って診てもらった方がいいよ。」
 と皆さんに言われ、検査に行くことにしました。

〇 病院選び

  自宅から歩いて行ける範囲には、眼科医院が6軒ほどあります。
  さて、どこに行こうかと家内と相談しました。が、朝のラジオ体操を
 ご一緒している皆さんは、お年を召しているので、白内障と関わりのある方も
 いるでしょうから、聞いてみようとなりました。

  朝のラジオ体操に行って、皆さんに聞いてみると、白内障だったらA眼科が
 お勧めですよと多くの方々から勧められ、A眼科に行くことに決めました。

〇 A眼科では

  7月24日、A眼科に行って両眼の診察を受けました。
  視力は、右眼:裸眼視力が0.6
      左眼:裸眼視力が0.4
 と低下していました。

  さらに、「両眼ともに白内障が強く進行しており、視力の低下やまぶしさの
 原因となっています。」このため、「左眼から右眼の順に手術をしましょう。」となりました。

  手術日は、左眼:9月19日
       右眼:9月26日
 となり、手術は無事終了しました。

  手術後の視力は、左眼・右眼とも、裸眼視力が1.2に回復しました。
  手術前は、友人等から「手術をして、以前より視力が低下した人がいるよ。」とか、
 「『手術しない方が良かった。』」と言ってる人もいるよ。」等の話も聞いていましたが、
 結果として視力が回復しました。

  このような結果なら、遠くが霞んできた頃に、早く手術を受ければ良かったと
 思いました。
  手術は、日帰り手術で、実際の手術時間は、15分程度と聞きましたが、
 麻酔で寝ていましたので、自分では分かりませんでした。

〇 運転免許の更新

  運転免許の更新時には、適性検査があり視力・深視力の合格基準をクリアしなければ
 なりませんが、白内障の手術をして、これで大丈夫だなと自信ができました。

  免許の種類によって、視力の基準は違います。私が持っている大型第一種免許の
 視力の基準は、以下のようになっています。

  大型第一種免許~視力は、両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上であること。
         深視力は、三棹法の奥行知覚検査器により2.5メートルの距離で
         3回検査し、その平均誤差が2センチメートル以下であること。

<参考文献>
【警視庁 適性試験の合格基準】

それでは、第152回はこのへんで、次回をお楽しみに!  (緑 一郎)