安全運転アドバイス54 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.136》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第136回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス54」』です。
 第135回の「安全運転アドバイス53」では、『「安全運転は真似をしよう」パート2』
について、呟きました。
 第136回の「安全運転アドバイス54」は、『「安全運転は真似をしよう」パート3』
について呟きます。

◎ 「安全運転は真似をしよう」パート3

〇 安全運転のポイント

  A自動車学校の、送迎用マイクロバス運転手のKさんは、安全運転のポイントを
 知っています。
  このポイントを、確実にチェックすることで、見落としのない安全確認と
 安全安心な運転を行っています。

  安全安心な運転は、ハンドルを握って車を運転することだけではありません。
  運転中に、運転免許証の携帯が、気になったことはありませんか。

  私も運転中に、運転免許証を携帯しているか気になって、運転に集中できなく
 なったことがあります。

  Kさんも、このことをよく知っています。

〇 Kさんからのアドバイス

  Kさんが運転するマイクロバスに乗る人は、「仮免許試験を受ける人」や
 「仮免許試験に合格した人」等いろいろですが、挨拶の声を聞くと、だいたい分かります。

  「仮免許試験に合格した人」には、次のような声掛け、アドバイスをします。

 □ 今日から、免許証は人生の大事な友達ですね。
 □ 明日から、仮免許証を忘れないようにしましょう。
 □ 仮免許証は、失くさないよう大事にしましょう。
 □ 仮免許証がないと、路上運転の練習はできませんよ。

  Kさんは、仮免許試験に合格した人は、その日から運転免許証との長い付き合いが始まり、
 運転免許証の携帯義務が発生することを伝えています。

  運転免許証の不携帯を、甘く見てはいけません。

  例えば、Bさんが一人で運転していて、検問等で免許証不携帯だった場合、
 警察官に照会してもらって、Bさんが免許証を持っていることが判明しても、
 その場所にいる人がBさん本人か、兄弟や他人がBさんを語っているのかは、判明しません。

  このような場合、免許証を置いている場所が近くであれば、
 誰かに免許証を持ってきてもらうこともできるでしょうが、
 遠くの場合は、どのように対処しますか。・・・、簡単にはいきませんね。

 ※ 運転免許証の携帯義務違反
   罰則・・・2万円以下の罰金又は科料
   違反点・・なし
   反則金・・3千円(車種に関係なく、一律)

〇 運転免許証不携帯での運転

  Kさんは、運転免許証不携帯で運転するドライバーのことも知っています。

  運転免許証を携帯しているドライバーは、警察官が立っていたり、パトカーが
 同じ方向に走っていたりすると、何があったのだろうと、警察官やパトカーの方を見ますが、
 不携帯のドライバーは、警察官と目線を合わさないようにと、目線をそらしたり、
 脇を見て通過しようとします。

  運転免許証の交付を受けて、まだ日が浅いドライバーは、取りたての運転免許証を
 見てもらいたくて、警察官の方へ寄って来ようとする人も中にはいるようです。
  不携帯のドライバーは、安全運転より不携帯の方が気になって、早くその場を
 離れたいのです。安全運転に集中できていません。

  このような運転をしていると、当然に交通違反や交通事故惹起の危険性が高まります。
  運転免許証不携帯の対策を考えましょう。

〇 運転免許証不携帯の対策等

  Kさんは、この対策は習慣付けが大事だと言います。
  運転免許証の携行忘れ、落失、紛失しないために、運転免許証をポケットに入れる時は、
 ボタンのあるポケットに入れましょうと言っています。

  Kさんの場合、車のキーを手に取ったら、その場で胸ポケットに入れている運転免許証の
 確認と、落失防止ボタンの再確認を習慣にしています。

  また、財布に運転免許証を入れておくと、落失、紛失時等に出てこない可能性が
 高いようです。
  財布と運転免許証は、別々に携行しましょう。

  皆さんも、この対策を真似してみては、いかがでしょうか。

それでは、第136回はこのへんで、次回をお楽しみに!   (緑 一郎)