安全運転アドバイス43 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.124》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」と
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第124回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス43」』です。
第123回の「安全運転アドバイス42」では、『「散歩をしましょう!」パート1』に
ついて、呟きました。
第124回の「安全運転アドバイス43」は、『「散歩をしましょう!」パート2』に
ついて呟きます。
◎ 「散歩をしましょう!」パート2
夏の散歩は、朝日が昇ると暑くなるので、早朝6時過ぎには出発することにしています。
散歩をしていると、途中の公園で、10名前後の方々が6時半からラジオ体操を
していらっしゃるのを発見しました。

これは良いと思い、8月からこのラジオ体操に参加させてもらうことにしました。
6時半前に公園に到着して、皆さんに「おはようございます。」
と大きな声で挨拶をします。
すると、皆さんからも「おはようございます。」
と元気な声で挨拶を返され、ラジオ体操への参加を歓迎されました。
ラジオ体操は、子供の頃以来です。久しぶりに音楽に合わせて、全身運動の体操を
していると、調子の悪い首や腰を動かし、首や腰が少し軽くなった気がします。
体操の後は、また散歩をします。コースは、だいたい決めていますが、
その日の気分次第で、変更もしたりします。
〇 「散歩中」に観察すること。
・ 自転車の一方通行路逆走
この日、最初に「あらっ」と思ったのは、一方通行路を逆走して来た
自転車の女子高生です。
普通自動車同士では、すれ違いが無理な幅員なので、終日一方通行規制が
行われているものと思います。
一方通行路では、道路標識に「軽車両を除く」または「自転車を除く」等の
補助標識がないと、自転車は逆走できません。

この一方通行路は、住宅街にあり結構曲がりくねって、
見通しは良くありません。
四輪車がスピードを上げて対向してくると、自転車は大変危険です。
さらに、自転車の女子高生はヘルメットを着用していませんでした。
・ 「道路交通法第63条の11」では、「自転車の運転者等の遵守事項」として、
次のように定められました。(令和5年4月1日施行)
① 自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならい。
② 自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、当該他人に
乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
③ 児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、
当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。
・ 法令の遵守
自転車は便利な乗り物です。しかし、ルールを守らないと危険な目に遭います。
命を落とすかもしれません。自分の命を守るために、交通ルールを守りましょう。
ヘルメットは最後の砦です。自転車利用者は、被っておけば良かったと思っても
間に合いません。そうなる前にヘルメットを用意しましょう。
〇 曲がったガードパイプ
散歩していて、昨日は曲がってなかったのに、今朝は何かが衝突したのだろうと
思われるガードパイプに出会いました。

考えられる原因としては、
・ 飲酒運転の車が夜中に衝突して、そのまま行ってしまった。
・ 脇見をして衝突した。
・ スピードを出し過ぎて、ハンドル操作を誤った。
・
・
・
等が考えられますが、
この中で一番悲しい原因であり、あってはならないのは飲酒運転と思います。
住宅街の狭い道路では、歩行者の通路を確保するため、ガードパイプで
囲っています。
昼間通行する車は、スピードを出さず車をこすらないように気を付けて、
ゆっくりと進行しています。
ガードパイプは、手前の端から進行方向に向かって曲がっています。
飲酒運転の事故は、危険運転致死罪(懲役20年)につながる可能性があります。
自分だけは大丈夫はあり得ません。
さらに、高額の民事責任等が発生することも思い出して欲しいと思います。
〇 横断歩道の手前で一時停止
散歩コースには、信号機のない横断歩道がいくつかあります。
車両等は、「横断歩道等によりその進路の前方を横断し、
又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、
かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。」と定められています。
散歩中、信号機のない横断歩道のそばで立ち止まると、接近して来た車が
よく停止してくれて、「運転者のマナーが良くなった。」と感じます。
この時は、「止まってくれてありがとう。」の気持ちを込め、手を挙げて、
挨拶をして横断します。
止まってくれると、本当に嬉しくなり、今後も続けてくださいの笑顔を贈ります。

それでは、第124回はこのへんで、次回をお楽しみに! (緑 一郎)