安全運転アドバイス30 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.95》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第95回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス30」』です。
 第94回の、「安全運転アドバイス29」では「夏の安全運転1」について、
呟きました。
 第95回の、「安全運転アドバイス30」「夏の安全運転2」について、
呟きます。

◎ 「夏の安全運転2」

  「ミーン、ミーン、ミーン、ワシワシワシワシ・・・」じっとしていても暑い夏は、
 運転中にいろいろなことが起きます。

  今回は、そんな「夏の安全運転2」について呟きます。

〇 イベントの多い夏

  夏は、いろいろなイベントが盛りだくさんです。
  海水浴、登山、キャンプ、夏祭り、花火大会、お盆の帰省、同窓会、
 プロ野球ナイター、サッカーJリーグ・・・等々、夏は急に交通量が多くなり、
 交通渋滞が各地で発生しやすくなる季節です。

  交通渋滞が発生しても、慌てなくて良いように時間にゆとりを持って、
 計画を立てましょう。
  また、交通渋滞に備えて、飲み物や簡易トイレを用意しておくと、便利です。

〇 レンタカーの運転

  レンタカーは、必要な時に必要な時間だけ借りられて、不要になれば
 一定の場所で返却もできる、便利な車です。
  ただし、日頃は乗り慣れていないことが多いと思います。車の操作方法、
 ガソリンの給油方法、電気の充電方法や充電場所、ドライブレコーダーの有無、
 タイヤがパンクした際は、スペアタイヤなのかパンク修理キットなのか等を、
 レンタカー会社によく確認しておくことが、大切です。

  さらに、大事なことは交通事故に遭った場合の対応です。
  交通事故が発生した場合は、落ち着いて次の事項を実行しましょう。

  <現場では、二次交通事故の発生防止措置>
  <人身事故の場合は、救護措置と救急車の手配>
  <警察への事故の届出>
  <レンタカー会社への連絡>
  <相手の氏名、住所等や、車の所有者等を確認・・・この時は、できるだけ
  相手の了解を得て、免許証や車検証、保険証を見せてもらいましょう。
  また、相手にも見せましょう。>
  <車の損傷状況を確認して、自走不能の時はレンタカー会社と打合せましょう。>

 等を、忘れずに実行しましょう。
  また、今はカメラ付き携帯電話が普及していますので、必要なものはカメラで
 写しておくと、役に立ちます。

〇 夏の運転(服装等)

 ・ サングラス
   強い日差しで、目が疲れたり傷めないために使用しましょう。
   紫外線を多くカットするサングラスがお薦めです。

 ・ 日焼け防止
   車内にも紫外線は入ってきます。肌を焼かないために、アームカバーや
  長袖の上着着用がお薦めです。

 ・ 靴
   安全運転のために、足を締め付けない靴を選びましょう。脱げやすい
  スリッパやサンダルは、かえって足が疲れ、違反になることもあります。

〇 夏の運転(道路環境等)

 ・ アスファルト舗装の陽炎
   夏は、アスファルト舗装道路の上に、陽炎が立ち昇っているのを
  見かけることがあります。これは舗装道路が熱せられて、舗装道路上の
  熱い空気と、周りの冷たい空気が入り混じる時の現象ですが、その部分の
  アスファルトは、かなり熱くなっています。アスファルトは熱くなると、
  軟らかくなります。夏に道路の陥没事案が多いのは、このためです。
   道路陥没の予見や予測は困難です。

   しかし、少しでも陥没道路への転落や落下事故を防ぐには、大型車の
  直近後方を走らない、車間距離を多めに取る、スピードは控えめにして、
  陥没に気付いたら全力で停止する、後続車にはクラクションを鳴らしながら、
  ポンピングブレーキで知らせる、等々の対策を日頃から考えてみましょう。

〇 夏の運転(天候)

 ・ 夏の天候
   最近の夏の天候は、線状降水帯が発生して、短時間に一定の場所に集中的に
  大量の雨を降らせるなど、思わぬ場所で洪水が発生して、車が水没したり、
  水の溜まったアンダーパスに突っ込んで、死者が発生する事故が報道されています。

   急な雨は、路面の土や埃と相まってペースト状になり、非常に滑り易い状態と
  なります。また、雨が多いのにスピードを出すと、ハイドロプレーニング現象で
  車のコントロールやブレーキが効かなくなったりします。このような状況では、
  安易に冠水道路に入らず、高台等で水が引くのを待ちましょう。

〇 夏の運転(眠気対策)

 ・ 夏の眠気対策
   特に夏は、疲労が溜まりやすく、単調な運転をしていると、運転に大敵な
  眠気が襲ってきます。この眠気を我慢して運転を続けていると、居眠り運転を
  して大変な事故を起こしてしまいます。

   眠いときは、パーキング等で短時間眠ることが一番です。
   しかし、適当な場所がない時は、コンビニ等で売られている
  「眠気防止タブレット」等のお菓子が短時間なら効果があるようです。
   自分も試してみましたが、あまりにも眠いときは、眠ることに尽きるでしょう。
   早く、駐車場を見つけて休憩することです。

 それでは、第95回はこのへんで、次回をお楽しみに!   (緑 一郎)