安全運転アドバイス16 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.78》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第78回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス16」』です。
 第77回の、「安全運転アドバイス15」は「久しぶりのドライブ」について、
呟きました。
 第78回の、「安全運転アドバイス16」「久しぶりのドライブⅡ」について、
呟きます。

〇 久しぶりのドライブⅡ」

  「久しぶりのドライブ」を思い立ったら、安全で楽しい計画書を作ってみませんか。
  ドライブ計画は、メモ的なものでも、タイムスケジュール的なものでも構いません。

  まずは、
 <スタートとゴール(目的地、時間)>
 の設定をしてみましょう。こんな感じで良いかな、で差し支えありません。

  次は、
 <ルートの候補>
 を作ってみましょう。ルートは、最短距離(時間)にこだわる必要はありません。
  楽しそうなコースを、いくつか設定してみましょう。

  ルートをいくつか設定したら、その中から選定です。一番は、やはり安全な
 ルートでしょう。安全なルートの選定にあたっては、
 ・ 歩道と車道が分離されている道路は、安心感があります。
 ・ 車道の左側端に、急な崖や川がある道路は、左方に注意力が多く必要に
  なります。そのような道路はできるだけ避ける、逆方向の車線を使う帰り道に
  利用する等とした方が良いでしょう。
 ・ 舗装状況が良くなく、凸凹した道路は疲れます。またタイヤがパンク等の
  おそれがあります。
 ・ ドライブだけでなく、寄り道もしてみませんか。
   目的地までには、各所に観光案内所等があります。時期のイベントや見どころ、
  土産物等を紹介してもらいましょう。だんだん楽しくなってきますよ。

 <楽しいドライブのために>
 ・ JARTIC(公益財団法人 日本交通情報センター)の上手な利用
   ドライブを計画しながら、目的地方面の交通情報を調べてみましょう。

   JARTICでは、渋滞予測や道路工事の予定、交通事故情報等を提供しています。
   電話での問い合わせの他、ラジオ、テレビ、インターネット、カーナビで
  情報を入手できます。

   出発前に、ドライブコース上に交通障害となるものが発生してないか、
  気軽に問い合わせてみましょう。
   これからは、特に積雪・凍結のシーズンです。交通情報を調べて、安全な
  ルート選定やドライブ計画を作りましょう。

 

 <出発前に>
 ・ ボンネットを開けての点検
   ブレーキのリザーバタンク液量
   ウインドウウオッシャー液
   バッテリー液
   ラジエター冷却水
   エンジンオイル液
   ファンベルトの張り
  等をチェックしましょう。

 ・ ガソリンスタンドで!
   出発前に、ガソリンは満タンにしましょう。
   この時の、走行距離をメモしておき、ドライブから帰って再度満タンに
  して、走行距離と給油量から、1リットル当たりの走行距離を計算して、
  どの位エコドライブになっているか、チェックしてみましょう。

   ガソリンスタンドでは、出発前にタイヤ空気圧のチェックもしましょう。
   高速道路をドライブコースに入れていれば、空気圧は多めにしましょう。
   ついでに、スペアタイヤ搭載車はこちらの空気圧も、修理剤搭載車は
  有効期限のチェックをしておきましょう。

 

 <ドライブへ出発>
  さあ、ドライブ計画書も出来たら出発しましょう。
  ところで、ドライブ中に一番心しておかなければならないことは、
 万一交通事故の当事者となった場合の対応です。

  車を運転していれば、加害者にも被害者にもなる可能性があります。
  この時の対応を、誤らないようにしないと、罪が重くなるかもしれません。

  交通事故が起きたときは、
  ① 交通事故の再発防止です。
    道路上に、負傷者や事故車両がある場合は、それが原因で次の事故が
   発生しないよう、負傷者は歩道等の安全な場所に、事故車両は空き地、
   路肩等に移動しましょう。

  ② 負傷者の救護
    負傷者は歩道上に移動するだけでなく、自動車学校で習った応急救護措置を
   行い、救急車の手配をしましょう。

  ③ 警察官への報告
    交通事故が発生したときは、負傷者の救護の後、直ちにもよりの警察署等の
   警察官に、交通事故の発生、負傷者の状況等を報告して、指示に従いましょう。

  ④ 物損事故の警察官への報告
    負傷者のいない物損事故でも、もよりの警察官へ報告しましょう。
    一見、物損事故でも、時間が経つと痛みが出て人身事故になることは、
   よくあります。
    また、後で交通事故証明書が必要となった時には、報告をしていないと
   証明書は出ません。物損事故でも報告しましょう。

  ⑤ 写真撮影
    相手の同意を得て、負傷の状況、車や建物等の損傷状況、相手の運転免許証、
   車検証、強制・任意の保険証等はスマホ等で写真撮影しておきましょう。
    車のナンバーは、前後共写しておきましょう。

  前もってしっかりと準備をし、気持ち良くドライブを楽しみましょう。

では、第78回はこのへんで、次回をお楽しみに!    (緑 一郎)