飲酒運転根絶19 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.76》

緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第76回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「飲酒運転根絶19」』です。
 第75回の、「安全運転アドバイス14」では「夕暮れ時と夜間の安全運転」
について、呟きました。
 第76回の、「飲酒運転根絶19」は「飲酒のシーズン・ハイリスクの
飲酒運
転をだしますか」について、呟きます。

〇 ストレスの蓄積」

  今年も、新型コロナウイルス感染症に振り回されながら、もう忘年会の
 シーズンになりました。

  国内では、昨年1月の新型コロナウイルス感染症発生に始まり、感染が拡大、
 これまでの日常生活を大きく変えてしまいました。

  新年会、春のお花見、夏の暑気払い、暮れの忘年会、同窓会、旅行等に
 親しい仲間が集まっての飲酒の機会は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置
 などと相まって、全て自粛となり、どなたにもストレスが蓄積していること
 だろうと思います。

〇 「忘年会等飲酒のシーズン到来」

  今年の9月30日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために発令され
 ていた、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置がすべて解除されました。

  若い方々は、新型コロナウイルスに感染しても、重症化するリスクは低いし、
 経済も回復しなければならないからと、

  「久し振りに忘年会しよう。懇親会しよう。」
  「ズームで飲み会より、会って飲み会しよう。」
  「ステイホームも飽きてきたよ。」

 などと、これから飲み会の機会が増えるかもしれません。
  また、高齢の方々も、様子を見て感染者が少ないようだと、

  「我々も飲みに行こう。」
  「行こう、行こう」

 ということになるかもしれません。

〇 「飲酒運転者の言い訳」

  飲み会をする場合は、ぜひ感染対策のルールをしっかりと守り、楽しんで
 いただきたいなと思いますが、他に気がかりなのは、飲酒運転の多発や増加です。

  飲酒運転をした人や、飲酒運転で事故を起こした人は、次のような言い訳を
 よくしています。

  「翌日、どうしても車が必要だった。」
  「代行運転で帰るつもりだった。」
  「行きはマイカーで、帰りは代行運転が安上がりと思ったから。」
  「代行運転が、空いてなかった。」
  「代行運転が来るのに、長時間かかると言われた。」
  「警察に捕まるとは、思わなかった。」

 などです。

〇 「アルコールの影響」

  では、アルコールの影響で、脳がマヒするとどうなるのか、おさらいを
 しましょう。

 1 認知能力の低下
 2 注意力、集中力、判断力の低下
 3 反応時間、運動機能の低下
 4 自己コントロールの低下
 5 居眠り

 ということになります。

  飲酒して脳がマヒするのが酔いです。アルコールは正常な脳の働きを
 マヒさせ、低下させます。
  判断力が低下すると、「警察に捕まらなければ、少しくらい・・・」と
 誤った判断をしてしまいます。

〇 「飲酒運転の罰則」

  「飲酒運転の主な罰則」を、もう一度思い出してみましょう。

 ・ 酒気帯び運転~3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
 ・ 酒酔い運転~5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
 ・ ひき逃げ~10年以下の懲役又は100万円以下の罰金
 ・ 危険運転致死罪~1年以上の有期(20年)懲役

 等があります。
  運転代行代やタクシー代と、天秤に掛けていかがですか。

〇 「飲酒運転しないために」

  飲酒運転しないためには、

 ・ 飲酒の場所に、車で行かない。
   飲酒の場所に車で行くから、「運転代行がすぐに来てくれなかった。」と
  屁理屈を言い、「少しくらいなら・・・」と悪魔の囁きに誘惑されてしまう
  のです。
 ・ 公共交通機関を利用する。
   一番お得な、交通料金です。

  「飲み会」への往復方法は、ちょっと知恵を出しましょう。
  ハイリスクである飲酒運転を、まだしますか。

では、第76回はこのへんで、次回をお楽しみに!    (緑 一郎)