安全運転アドバイス14 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.75》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)安全会議が提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 第75回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「安全運転アドバイス14」』です。
 第74回の、「安全運転アドバイス13」では
「子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保」について、呟きました。
 第75回の、「安全運転アドバイス14」は「夕暮れ時と夜間の安全運転」について、呟きます。

〇 早い夕暮れ」

  夏から続く暑い毎日が、やっとしのぎやすくなってきたと思ったら、
 夕方の日が暮れる時間が急に早くなってきました。

  日が暮れると、何となくお腹が空いてきて、「早く、家に帰りたいな」とか
 「早く仕事を終えて、一杯飲みに行きたいな」と感じるのは、自分だけでなく、
 多くの皆さんも同じように感じるのではないでしょうか。

  ただ、今はコロナウイルスのせいで、「一杯」の方は、ちょっと躊躇して
 しまいますけど。

〇 「夕暮れ」が早いと・・・

  「夕暮れ」が早いと、屋外は早く暗くなります。
 暗くなると、周囲の景色は見えにくくなります。

  今年の、「秋の全国交通安全運動」の二つ目の重点には、
 「夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上」
 が定められています。

〇 「夕暮れ」が早いのは、いつまで・・・

  皆さん、ご存じのように、
  「日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い日」
 のことを冬至と言い、今年は“12月22日(水)”だそうです。

  ところで、実際の日の入り時刻が、1年で1番早いのは冬至の半月程前で、
 日の出が1番遅いのは、冬至より半月程後になるそうです。
  これは、地球の地軸が傾いていることから、このようになるそうです。

〇 ライト(前照灯)の点灯

  ドライバーの皆さんは、暗くなったと感じたら、見にくいのを我慢せずに、
 早くライト(前照灯)を点灯しましょう。
  「まだ明るいのに、もうライトを点けて」
 等とは、誰も言いません。

  むしろ、周囲のドライバーには
 「もうライトを点けている人がいるなら、自分も点けなければ」
 と思ってもらえるように、暗くなったことに気付いたら、躊躇せずに
 点灯してください。

〇 ライトの点灯前に・・・

  安全運転のためには、夜間運転する前にこんな事もしておきましょう。

 ・ ライト(前照灯)の清掃

   夜間の運転が多いドライバーの方は、ライトに虫の死骸がよく付着する
  ことにお気づきでしょう。そのままでは、ライトの照度が低下します。
   ライトは、こまめに清掃しましょう。

 ・ ウインドガラスの清掃

   ライトの清掃のついでに、ウインドガラスも綺麗にしましょう。
   ウインドガラスにも、虫の死骸が付着します。またワイパーの
  届かない場所は、汚れが付着して視界が極めて不良になります。
   ここも、こまめに清掃をして、視界を確保しましょう。

 ・ ミラーの清掃

   ライト(前照灯)とウインドガラスの清掃をしたら、ついでにミラーも
  綺麗にしましょう。雨に濡れた後のミラーは、水滴の跡が付いて後方確認に
  支障があります。ついでに、綺麗にしましょう。

〇  ライト(前照灯)の点灯・・・

  ライトを点灯したら、それで安全ではありません。

 ・ 最近は少なくなりましたが、ライトの玉切れはないか、確認しましょう。

 ・ ライトを照らして、見える範囲は、昼間よりずっと狭いと意識しましょう。

 ・ ライトが届かない脇道や駐車場出入口等は、死角です。注意が必要な、
  一番危険な場所です。
   死角の安全確認には、スピードを落とすことが必要です。スピードを
  落とすことで、安全確認する余裕ができます。

 ・ 無灯火の自転車に、気を付けましょう。特に、商店街・住宅街等での
  無灯火右側通行の自転車ほど怖い物はありません。常に、来るかもしれない
  警戒心を持ちましょう。

 ・ 毎年、11・12月は一年の内、月別交通事故死者数の多い月です。
  「早い夕暮れ」とともに、より一層の安全運転を行いましょう。

では、第75回はこのへんで、次回をお楽しみに!    (緑 一郎)