飲酒運転根絶11 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.52》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れて
いただき、これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、交通事故から
ご自分やまわりの方々を守ることができれば、それは私にも「最高の幸せ」と
いう思いから、“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。・・
第52回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「飲酒運転根絶11」』です。
第51回は、「無免許、酒気帯び運転容疑で女を逮捕」について、呟きました。
第52回は、「バスの乗務員が飲酒運転」について、呟きます。
11月ある日の夕方、テレビでニュースを見ていると、
“大手バス会社の乗務員が、酒気帯び運転の疑いで警察に検挙された。”という
ニュースが目に飛び込んで来ました。
。
〇 テレビのニュース報道
報道によると、「大手バス会社の40代男性乗務員は、午前1時頃、営業所から
自宅に帰る途中の県道で、酒を飲んだ状態で車を運転したとして警察に検挙され
ました。」というものでした。
警察官が男性の車を不審に思い呼び止めて調べたところ、吐いた息から基準値の
2倍以上のアルコールが検出されたということです。
男性は、帰宅途中にコンビニエンスストアで500ミリリットルの缶チューハイ
1本を購入し車内で飲んだと話しています。
〇 「大手バス会社」は・・・
「大手バス会社」は、安全な運行をしてお客様の生命・身体を守るため、
日頃から飲酒運転防止対策を最重要課題として、これに全力で取り組んでいます。
それにも関わらず、バス運転手の飲酒運転事件が発生しました。
〇 どうしてでしょうか。
「大手バス会社」は、年間スケジュールを作成するなどして、全社を挙げて
飲酒運転防止対策に取り組んでいることを、私も知っています。

しかし、今回バス乗務員は、業務を終えて帰宅途中に、コンビニエンスストアに
立ち寄り、500ミリリットルの缶チューハイを購入。駐車場の車内でそれを飲んだ
後、再び車で家に向かう途中に警察官に停止を求められ、飲酒運転で検挙されたとの
ことです。
自宅に帰って、風呂でも入りゆっくりして飲めば、何の問題もなかったのに待ちきれ
なかったのでしょうか。
自宅まで、あと数分か長くても数十分の距離のはずです。
飲酒運転は、飲酒して運転しただけで、懲役刑や罰金刑が待っています。
飲酒運転して、人身事故を起こせば、大変厳しい危険運転致死傷罪が待っています。
人身事故では、高額な損害賠償が待っていることでしょう。
人身事故の多くは、2年以上の免許取り消し処分が待っています。
社内の就業規則では、懲戒解雇等の厳しい処分が待っていることでしょう。
家族の皆さんに、何と言って言い訳しますか、できますか。
免許がないと、仕事に就くことが難しくなるかもしれません。
このようなことは、コンビニエンスストアで缶チューハイを買う前から、
知っていたはずです。
会社では、繰り返し教育を受け、就業前にはアルコールの呼気検査を受けて
いるはずです。
〇 何が、足りなかったのでしょう・・・
本人が、これまで教育を受けてきた内容を理解していて、自分で缶チューハイを
飲むことを自制できなかったのであれば、アルコール依存症が多分に疑われます。
周囲の人が、早くこれに気付いて対応することが大事です。
〇 どうすれば
アルコール依存症は、早く周囲の人が気付いて、専門医の治療を受ければ
回復します。
しかし本人は、アルコール依存症であることをなかなか認めようとしない厄介な
病気です。
周囲の人が早く気付いて、職場・家族・本人が一緒に協力して治療を受ける
ことで回復します。
放置しておくと進行します。取返しのつかないことになりかねません。
では、第52回はこのへんで、次回をお楽しみに!
(緑 一郎)