新型コロナウィルス対策:運転編7 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.47》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、
これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、
交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、
それは私にも「最高の幸せ」という思いから、
“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第47回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「新型コロナウィルス対策:運転編7」』です。
前回は、「エコドライブ10」を実践してみようの続きで
「渋滞を避け、余裕をもって出発しよう」
「タイヤの空気圧」
「不要な荷物はおろそう」
「走行の妨げとなる駐車はやめよう」
について、❝つぶやき❞ました。
エコドライブのために、気をつけることはたくさんありますね。
このように、「新型コロナウィルス対策:運転編1~6」は、ドライバーの
目線でいろいろと❝つぶやき❞ました。
「新型コロナウィルス対策:運転編7」では、
マイカー通勤等の車や、営業車両、物流車両等の自動車交通の流れ「交通流」は、
誰が、どのように管理しているかを❝つぶやき❞たいと思います。

○ 信号機
交通流の仕分けは、信号機が青・黄・赤・矢印信号等を表示して行っています。
ですが、街中には多くの信号機があります。それぞれの信号機が勝手バラバラに
灯火を表示しても、交通流は上手く流れません。
交通の流れをスムーズにするためには、信号機を適切に管理することが必要です。
それをするのが交通管制センターです。
○ 交通管制センター
交通管制センターとは、安全かつ快適で環境にやさしい交通社会を実現するため、
道路交通に関する情報の収集・分析及びその提供を行うほか、交通渋滞解消のための
信号機調整などを行っている施設です。
(<警視庁 交通管制センター>から。)
交通管制センターは、「交通安全施設等整備事業の推進に関する法律」により、
都道府県公安委員会が設置している施設です。
交通管制センターは、一般道路だけでなく高速道路、都市高速道路等にも
設置されています。

○ 交通管制センターの目的
交通渋滞の緩和:交通状況に応じて信号機や交通情報版を制御し、交通渋滞を
緩和します。
交通事故の防止:交通の流れを円滑にし、追突やイライラ運転による事故を
減少させます。
交通公害の防止:車の停止回数を少なくし、排気ガス、騒音などの交通公害を
緩和します。
経済効果:車の停止回数の減少によって車の走行時間が短縮され、燃料が節約
でき輸送コストを抑えます。
(<交通信号機の仕組み見聞録>から。)
○ 信号機の調整
信号機の調整は、どのようにして行われるのでしょうか。
サイクル:サイクルとは、信号機の灯火が青から始まって、青→黄→赤→青に
戻るまでの一周期の時間です。
スプリット:スプリットとは、サイクルの中の青→黄→赤(歩行者灯器や点滅、
矢印等も含みます。)の配分時間です。
オフセット:オフセットとは、A信号機と隣のB信号機や連続する信号機との
時間差のことです。

ポイント:サイクル時間を長くすれば、青色で多くの車が通行できますが、
赤色の車は、待ち時間が長くなります。
スプリットは、その信号交差点の通過車両台数、右左折車数、
歩行者数等に配慮した時間配分が必要です。
オフセットは、隣の交差点と青時間の時差により、ノンストップ
走行等が設定できますが、対向車は各信号での停車が発生することも
あります。
これら諸条件をクリアするために、各信号交差点間等に車両感知器を
設置して、通過台数、通過速度、大型車混入状況等の情報をコンピュータ
で計算、分析、予測して多数の信号機を面的に最適の時間配分となるよう
調整をしています。
また、道路の状況をテレビカメラや警察官、ヘリコプター等で確認
しているほか、事故・工事情報等にも対応しています。
これらの情報は、「日本道路交通情報センター」により、ラジオ、テレビ、
電話問い合わせ等で広報されています。
《参考文献》
「警視庁 交通管制センター」
「交通信号機の仕組み見聞録」

では、第47回はこのへんで、次回をお楽しみに!
(緑 一郎)