新型コロナウィルス対策:運転編5 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.45》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、
これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、
交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、
それは私にも「最高の幸せ」という思いから、
“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第45回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「新型コロナウィルス対策:運転編5」』です。
今回は、エコドライブの続編です。
前回は、「エコドライブ10」を実践してみようということで
「自分の燃費を把握しよう」
「ふんわりアクセル「eスタート」」
「車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転」
について、❝つぶやき❞ました。

まずは、燃費を把握していないと、その効果が目に見える形で現れません。
給油後に、エコドライブの良い効果が出ていると、嬉しくなります。
逆に、効果が出ないときには、振り返って原因を考えてみましょう。
「eスタート」では、アクセルに足を乗せて、1ミリずつの感覚を掴みましたか。
「加速・減速の少ない運転」は、「車間距離」をとることが大事ですね。
○ 減速時は早めにアクセルを離そう
停止予定でなくても、前方の渋滞状況や遠くの歩行者用信号の点滅に気づいたら、
早めにアクセルから足を離しましょう。
そのためには、運転中は近くも遠くも良く見て、注意しておく必要があります。
早めに、アクセルから足を離すことで、エンジンブレーキが作動し、2%程度
燃費が改善します。
減速するときや坂道を下るときにも、エンジンブレーキを活用しましょう。
これにより、ハイブリッド車や電気自動車は充電されます。

○ エアコンの使用は適切に
車のエアコン(A/C)は、車内を冷却・除湿する機能です。
暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。
車内の温度設定が、外気と同じ25℃であっても、エアコンスイッチをONに
したままだと、12%程度燃費が悪化します。
冷房が必要なときでも、車内を冷やし過ぎないようにしましょう。
○ ムダなアイドリングはやめよう
待ち合わせや、荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングは
やめましょう。(※1)
10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を
消費します。
現在の乗用車では、基本的に暖気運転は不要です。(※2)
エンジンをかけたら、すぐに出発しましょう。

※1 交差点で自らエンジンを止める手動アイドリングストップは、以下の点で
安全性に問題があるため注意しましょう。(自動アイドリングストップ機能
搭載車は問題ありません。)
手動アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキの効きが
悪くなります。
慣れないと誤動作や発進遅れが生じます。またバッテリーなどの部品寿命の
低下によりエンジンが再始動しない場合があります。
エアバッグなどの安全装置や方向指示器などが作動しないため、先頭車両
付近や坂道での手動アイドリングストップはさけましょう。
※2 -20℃程度の極寒冷地など特別な状況を除き、走りながら暖めるウォーム
アップ走行で充分です。
《参考文献》
「エコドライブ10のすすめ」・エコドライブ普及連絡会
(警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省)

では、第45回はこのへんで、次回をお楽しみに!
(緑 一郎)