チャレンジ講習5 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.29》

 緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

「とっておき情報」「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

  
 第29回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「チャレンジ講習5」』です。

◎ 実車走行

○ ハラハラしながら、ついに特別課題まで来ました。

  チャレンジ講習の実車走行には、一般課題、特別課題そして参考課題が
 ありますが、「チャレンジ講習評価表」において減点されるのは、一般課題と
 特別課題のみです。
  参考課題は、減点の対象となっていません。

○ 特別課題

  これまで特別課題について、何度かつぶやきましたが、特別課題では、
 等間隔に設置されたパイロンをスラローム走行します。

○ 通達

  警察庁の通達では、パイロンスラローム走行について
 ・ 「的確な認知・判断と適切なハンドル操作、速度調整及び運転姿勢等が求められるもので
  あり、走行時間(基準タイム14秒)及びパイロン接触の有無が評価の対象となる旨」と
  と書いてあります。

  さらに減点適用基準においては、
 ・ 走行時間測定区間における走行時間が基準時間(路面乾燥時14秒、路面湿潤時15秒)
  を超過した場合(走行は2回行い、成績の良い方を採用する。)
   通過時間は、小数点以下を切り上げるものとする。
   1秒超過毎に減点数3点。

 ・ 設置したパイロンに接触した場合(障害物が動かない場合を除く。)減点数30点。
  と定めています。

  もうお分かりと思いますが、チャレンジ講習の内容については、運転免許証取得時の
 技能検定とほぼ同じです。
 (パイロンスラロームは、技能検定ではありません。)
  さらに通達では、チャレンジ講習受講結果確認書等の交付についても定めています。
 (これも技能検定と同様です。)

 ・ 個々の受講者の実車走行の終了後に安全運転を行う上でのアドバイスを行うとともに、
  その内容をチャレンジ講習アドバイスカードに記載して交付する。
   チャレンジ講習アドバイスカードは、チャレンジ講習評価票による点数が、
    80点以上の場合は「良好」、
    70点以上79点以下の場合は「おおむね良好」、
    40点以上69点以下の場合は「注意が必要」、
    39点以下の場合は「一層の注意が必要」
  とし、それぞれ該当する場所レ点を記載する。

 ・ 実車走行の評価が70点以上の者に対し、チャレンジ講習受講結果確認書を交付する。

 とあります。

○ スタート

  5本縦に並んだパイロンの、1番手前から8m手前の位置に停車したところ
 で、講習指導員から「スラロームは、手前のパイロンの右側でも左側からでも、
 しやすい方から始めてください。」と指示がありました。

  自宅では、私はテーブルにミカンを五つ並べて、孫のミニカーでシミュレー
 ションしました。このパイロンは左右どちらから行くべきだろうか、パイロン
 接触は30点の減点だから、何としても接触だけはしないようにしようと思い
 ながら、右から左からとスラロームを何度もしました。

  繰り返しミカンスラロームをするうちに、接触のリスクを少なくするには、
 運転席の右側にパイロンが見えるようにした方が、距離が掴め走り易いと感じ
 ました。
  その為には、最初のパイロンの左側から入れば、運転席右側にパイロンを
 3回見ることができる、右側から入ると、2回しか見ることが出来ない事に
 気づき、5個のパイロンの入りは左側からと決めました。

  「では、始めます。」と宣言して、ギアをD(ドライブ)に入れ、今度は
 サイドブレーキを忘れずに下ろし、スタートしました。

※参考資料:警察庁交通局長通達、警察庁丙運発第24号、平成25年7月29日、
 「チャレンジ講習の運用について」

 では、第29回はこのへんで、次回をお楽しみに
                               (緑 一郎)