チャレンジ講習4 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.28》

・緑 一郎のページへようこそ!

 このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

 
 ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

「とっておき情報」「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

  
 第28回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「チャレンジ講習4」』です。

◎ 実車走行

  一般課題における

 ・ 周回コース及び幹線コースの走行
 ・ 交差点の通行
 ・ 横断歩道の通行
 ・ 曲線(S字)コースの通過
 ・ 屈曲(クランク)コースの通過

 も終わり、一般課題は「方向変換」を残すのみとなりました。


○ 方向変換

  屈曲(クランク)コースの出口で一時停止後、左右確認をして、センター
 ラインのある幹線道路を横断し直進すると、今度は方向変換です。

  方向変換は、車庫入れと同じです。
  初心者の頃や運転に慣れた頃に、車庫入れをしていて車をこすったり、当て
 たり、ヒヤリとしたりと、誰しも思い当たる節がありませんか。
  車庫は、企業でも個人宅でも、最も事故率が高い危険な場所なのです。
  車庫入れは毎日していても、どこかに落とし穴が待っているかもしれません。

  さてチャレンジ講習では、いつもと同じ要領でと自分に言い聞かせ、道路の
 中央部分に車を置いて、道路を真直ぐに通過し、車庫前を1メートル程通り
 過ぎた所に停止し、そこからバックして方向変換を始めることにしました。
  ここには、道路にも車庫部分にも、両側に白色の外側線が引いてあります。
  外側線を利用してバックすれば、この方向変換はいけるとの思いが一瞬頭を
 過(よ)ぎりましたが、「なめてはいけない、注意深く用心して進もう。」と
 気を引き締めました。

  まず運転席側の窓ガラスを下げ、後方と後方左右の目視による安全確認を行い、
 ギアをRレンジに入れて、右側後方タイヤを外側線内側に沿うようにハンドルを
 切りながら、ゆっくりバックを開始しました。
  ここでの課題は方向変換なので、車体が全部車庫に入りきる必要はありません。
  方向変換できる位置までバックすればよいのです。


  右後輪を右側外側線に沿って、右に一杯ハンドルを切ってバックしたはずで
 したが、ハンドルの切り始めが遅れたのか、車体は車庫中央から30~40センチ
 メートル、左外側線寄りにずれて入ってしまいました。
  まずいなと思いながらも、目測でこの位置でも、十分左折できるだろうと、
 左後輪の脱輪に注意しながら、少し右側に車体を寄せるようハンドルを切ってから、
 ゆっくり左折を開始し、無事方向変換から左折して、窓ガラスを上げました。

  次は、方向変換から左折で出て、左折の方向指示器を点灯したまま一時停止して、
 すぐに左折で幹線コースに入ります。
  左右と左後方の安全確認をし、幹線コースに左折で出て、またすぐに一時停止し
 安全確認して周回コースへ左折で入ります。幹線コースからの左折は、特に巻き込み
 事故防止のため、目視による安全確認が重要になります。
  一時(いっとき)も気が抜けません。


  周回コースに入ると、時計と逆回りでコースを半周します。
  途中にある2か所のカーブは、手前で十分スピードを落として徐行です。直線
 部分では、規制の40キロメートルまで速度を上げ、メリハリのあう運転に努め
 ました。
  周回コースを半周したところで、「一般課題は終了です。」と告げられました。
  「一般課題はどうにかクリアできた。あと一息頑張るぞ。」との思いです。
  次は、いよいよ特別課題です。

 では、第28回はこのへんで、次回をお楽しみに
                               (緑 一郎)