テンション、間違えた!

週末の台風は過去にない大きいものでした。
被災された皆さまには
心よりお見舞い申し上げます。

さて先日、電車に乗っていたときのことです。

向かい側にいた若い男性2人の会話が聞こえてきました。

Aさん「こないだ、テンション間違えたー!(悔しそうに)」

Bさん「あー、あるあるー!(うんうん、頷く)」

あれ?
テンションって、間違えるもの?
と、一瞬、頭に疑問が浮かびました。

気分の盛り上がりの程度を表現する言葉として
使われている、という私の認識でした。

今日はテンション低いな、とか、
明日はテンション高くいこう、などと
表現されるもの、と思っていました。

若者たちは、自分のテンションの度合いを俯瞰して
その場に合っているかどうかに気を配り、
間違わないように配慮しているのですね。

テンション= 気分の盛り上がりの度合い

そこに気づいて、場を作ることが出来れば
彼ら、若者たちは、きっと応えてくれる。

いえ、若者たちに限らず、どんな年代の方々でも、
その場に居合わせた人々が
同じテンションで物事にあたることが出来れば

心地良い雰囲気の場が作られて
多くの対話が生まれ、
活きた意見が出てくるてのでは、と
そう思います。

まるでオーケストラのようだな、と思います。
同じテンポで、同じ強弱をつけて
様々な楽器がひとつの音楽を奏でる様子が
頭に浮かんできました。

そんなイメージの場が職場のなかにも、
あちらこちらに在り、
会議のための会議ではなく、
顔を合わせた活きたミーティングの場が増えて
笑顔が広がっていくと良いなぁ、と思います。


(森川 美希)