実践:かもしれない運転3右折編 《緑 一郎つぶやきシリーズ Vol.20》

緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

「とっておき情報」「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故からご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 
 第20回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「実践:かもしれない運転3右折編」』
について呟きます。

 「実践:かもしれない運転3右折編」は、普通自動車より大きな自動車
(大型、中型自動車等)による右折時の「死角」等についてです。

 交差点右折時には、注意点がたくさんあります。
 交通事故の約60%近くは、交差点及びその付近で発生しています。
 まず、交差点及びその付近は、交通事故が多発する場所だと
インプットしておきましょう。

 大きな自動車による、安全な右折が難しいのは、「死角」等が多く、
「死角」等の安全確認や、多くの方向に注意しながら右折しなければならないからです。

○ 直前の右折車等の動きに、常に注意を払わなければならないこと。
  「実践:かもしれない運転2右折編」でも呟きましたが、直前の右折車が
 普通車等の場合、大きな自動車は、ついつい車間距離をつめてしまうと呟きました。
  前車が動いても、車間距離を詰め過ぎない等、常に前車への注意が必要です。
  さらに、いつの間にか運転席横に二輪車や、広い道路では小型車が並んでいることが
 あります。「死角」と目視の境界付近は、特に要注意です。

○ 直前の右折車が、小型車等だと、目線が下に向いてしまい、信号機の車両用灯器の
 確認は、目線を大きく上に動かさなければならないこと。
  直前の右折車が、小型車等であれば、大きな自動車からは見おろすことになり、
 目線が下を向いてしまいます、ところが信号機の車両用灯器は目線より上にあるため、
 確認は上を見上げなければ見えません。この間の目線の動き幅が広くなることを、
 知っておきましょう。

○ 常に対向右折車や直進車等の状況を、確認していなければならないこと。
  衝突事故を防止するため、常に対向右折車や直進等の状況を、確認して
 いなければなりません。

○ 信号機の切替り(歩行者用信号機の点滅、車両用信号機の黄色・赤色への切替り、
 右折矢印等の表示)を予測したり、変わったことを確認すること。
  右折待ちをしている時、歩行者用信号機の点滅時間や右折矢印信号の表示時間は、
 交差点によって異なります。いつも通るルートでは、歩行者用信号機の点滅時間や、
 右折矢印信号の表示時間の長短交差点を憶えておきましょう。
  ただし通過時間帯や、イベント行事、事故、交差点の改良等で変わるかもしれない
 ことも、知っておきましょう。

○ 交差点の右折出口付近左右や、前方から来る横断歩行者・自転車等の動きに、
 注意を払わなければならないこと。
  交差点の右折出口付近では、左右から横断歩行者・自転車等が来るのに加え、
 前方から来た自転車が、予想外にいきなり右左折して横断することがあります。
  この自転車はスピードが出ています。特に、注意が必要です。

○ 大きな自動車はミラーが大きく、その陰やピラー(車の窓柱)の陰にいる
 歩行者・車両を見落とさないこと。
  大きな自動車には、ルームミラーの他に、大きな
 ・ 左サイドミラー
 ・ 右サイドミラー
 ・ アンダーミラー
 ・ 左サイドアンダーミラー
 等がついています。これらのミラーは大きく、後方や下方が良く見える様に
 設置されているのですが、その分、ミラーの後方は死角となって見えません。
  また、ミラーとピラーが一体となって、視界を塞ぐこともあります。
  死角となった部分は、首を振ったり、体を動かして確認しましょう。

 大きな自動車による、交差点の右折は、危険がいっぱいです。これらの呟きを思い出して、
安全運転に努めましょう。

では、第20回はこのへんで、次回をお楽しみに             (緑 一郎)