バトンを渡す

どの仕事も「1人完結」は無い。

次の人が、次の事柄が、待っている。

仕事のバトンを渡し続けて、良い仕事が仕上がっていく。
 

・私が緻密に作っている、この小さな部品を
次の工程の人は、どのように組み込むのだろう?
 

・私が丁寧に運んでいる、この箱の中身から
どんなモノが作り出されるのだろう?

・私が大切に手渡している、この商品から
どんな笑顔が生み出される?
 
 

例えば、食事のシーンをイメージしてみると、

新鮮な野菜や魚介、お肉を提供してくださる人がいて、

それをトラックで運んで来てくださる人がいて、

それをお店の店頭で小売してくださる人がいて

それを仕入れ調理してくださる人がいて

美味しい料理となってテーブルに持ってきてくださる人がいて

私たちは美味しく戴いている。

同じような工程を辿って、私たちの仕事のバトンは
渡され続けていきます。

どの仕事も、
次と、その先を考えると
今、目の前の仕事を温かく、大切に
取り組めるのかもしれません。
 

あなたの仕事は、
次の誰かの仕事の基盤になっています。
 

あなたの仕事は、
最後にそれを消費する誰かの幸せを
必ず作り出しています。

(森川 美希)