ながら運転2 《緑 一郎つぶやきシリーズVol.12》

緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。

ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った

とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、

これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、

交通事故から、ご自分やまわりの方々を守ることができれば、

それは私にも「最高の幸せ」という思いから、

“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。

 

 第12回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「ながら運転2」』について呟きます。

 「ながら運転2」は、「ながら運転」の対策の前に、その危険性について呟くことにしました。


 「ながら運転1」
で呟いたように、「携帯電話使用等に係る交通事故発生件数」は、

驚くほど右肩上がりで増えていました。

 この「携帯電話使用等に係る交通事故」とは、

 ○ カーナビ等を見続ける行為中
 ○ 携帯電話やスマホを手に持って、画像(面)を見たり操作等の行為中
 ○ 携帯電話やスマホを手に持って、通話のために使用中

等に発生した交通事故です。


 では、「ながら運転」とは、これだけでしょうか。

いえいえ、次に呟く行為のように、他にも「ながら運転」はたくさんあります。

・ お弁当を開いて食べながら
・ お菓子の包装紙を開いて食べながら
・ マンガの本を読みながら
・ スポーツ新聞を読みながら
・ カーナビを改造して、テレビを見ながら
・ タバコを吸ったり、灰皿に灰を落しながら
・ ヒゲを剃りながら
・ 口紅を塗ったりお化粧をしながら
・ エアコンの調整をしながら
・ オーディオの選局(選曲)をしながら
・ 助手席の人とイチャイチャしながら

等々、バスの中から横の車を見ていると、事故を起こさないかと心配な行為が

よく見受けられます。


 では、なぜ「ながら運転」が危険なのか、タバコの喫煙を例に、具体的に考 

えてみましょう。

 ・ 運転中に喫煙したくなると、運転しながらタバコを探します。
   タバコが胸ポケットにあると、すぐに取り出せますが、カバンの中だと
  カバンを引き寄せ、蓋を開きタバコを探します。
   この一連の動作では、運転は片手だけが想像され、20秒~1分位の時
  間が掛かる場合もあります。
   しかも、運転より、タバコを取り出すことに意識が集中してしまいます。

 ・ タバコの着火は、車のシガーラーター使用です。(装備の無い車も有り、
  普通のライター使用の場合もあります。)
   まず、シガーライターを押して加熱します。
   加熱したシガーライターを取り出し、くわえタバコに着火する時は、シ
  ガーライターとタバコばかりを見ないと着火できません。前方は全く見てな
  い状況が3~5秒続きます。

 ・ 喫煙中は、片手にタバコを持ちます。当然片手運転です。
   方向指示器やワイパーの操作は、運転中の片手の指かタバコを持った手
  を使うことになり、火の付いた灰の落下が気になります。注意力は、タバ
  コの灰にばかり注がれます。

 ・ 喫煙が終わったタバコは、車内の灰皿で消そうとします。
   この時、火の付いた灰が、車のバウンド等で灰皿の外に落下する事があ
  ります。落ちた灰を拾うか消そうとして、意識は運転から飛んでしまいま
  す。

 この喫煙の場面を想像して、その危険性に何度ハッとしましたか。

 火の付いた、タバコの灰に気を取られた交通事故は、数多く発生しています。

 喫煙以外の「ながら運転」でも、今のように場面を想像してみて下さい。

 「ながら運転」の危険性を、改めて感じて頂けたと思います。

 
 「ながら運転」の危険性はこの位で、次回いよいよ対策について呟いてみたいと思います。

 それでは、第12回はこのへんで、次回をお楽しみに
 

(緑 一郎)