ながら運転1 《緑 一郎つぶやきシリーズ Vol.11》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、
これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、
交通事故から、ご自分やまわりの方々を守ることができれば、
それは私にも「最高の幸せ」という思いから、
“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第11回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「ながら運転1」』について呟きます。
「ながら運転」とは、運転以外の行為を行いながら、運転を継続して行う事です。
「ながら運転1」は、「ながら運転」による交通事故の現状についてです。
テレビのニュース番組や、交通事故の新聞記事を見ていると、
最近スマホ(携帯)等を使用しながら運転をしていて発生した、
痛ましい交通事故のニュースがよく目に留まることと思います。

その例には、次のようなものがあります。
・ 高速道路を走行中の男性(51歳)は、スマホで漫画を見ながら、
ワゴン車を時速約100キロで運転して、前方をバイクで走っていた
女性(39歳)に衝突し死亡させた。
・ トラック運転手の男性(30歳)は、約20秒間スマホの地図を注視し、
赤色信号無視をして別の車と衝突、さらに歩道を歩いていた母親(38歳)
と手を引いていた次男(1歳)に衝突、母親は死亡し次男は軽傷を負った。
男性は禁錮2年6カ月の判決を受けた。
・ 女性(43歳)が、スマホで「ポケモンGO」を見ながら乗用車を運転し、
道路を横断中の85歳の女性をはねて死亡させた。

・ 女子大生(20歳)が、左手にスマホを、右手に飲物カップ、左耳に
イヤホンをして、歩行者専用道路の商店街で電動自転車を運転し、77歳の
女性に衝突転倒死亡させた。
女性は重過失致死罪で、禁錮2年執行猶予4年の判決を受けた。
これらは、ほんの一例です。
では、「ながら運転」の交通事故発生状況は、どのように推移しているのでしょうか。
警察庁の全国統計から、交通事故発生件数、交通事故死亡者数、
「携帯電話使用等に係る交通事故発生件数」を、それぞれ平成20年の指数を
100として置き換えて、平成20年、平成25年、平成30年の表を作ってみました。

全国の交通事故件数や、交通事故死亡者数は右肩下がりで減少しているのに、
「携帯電話使用等に係る交通事故発生件数」は、びっくりするほど右肩上がりで増えています。
どうしてでしょう、どうすれば良いのでしょうか。
今回は、皆さんも一緒にいろいろと考えてみませんか。
あなたにも、どこか心当たりがありませんか。
「ながら運転」による交通事故の現状はこの位で、次回は対策について呟いてみたいと思います。

それでは、第11回はこのへんで、次回をお楽しみに。
(緑 一郎)
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