駐車場の安全利用4 《緑 一郎つぶやきシリーズ Vol.10》
緑 一郎のページへようこそ!

このページは、(株)イエス,アンドが提供する、安全運転への呟きアドバイスです。
ここでは、私の安全運転への“つぶやき”から、これは“ゲット”と思った
「とっておき情報」や「これはいいね情報」を、あなたのポケットに入れていただき、
これから運転する時に、ポケットの中を思い出して、
交通事故から、ご自分やまわりの方々を守ることができれば、
それは私にも「最高の幸せ」という思いから、
“つぶやき”シリーズのページで呟くことにしました。
第10回は、『緑 一郎“つぶやき”シリーズ「駐車場の安全利用4」』について呟きます。
「駐車場の安全利用4」は、“機械式駐車場利用時の注意点”等についてです。
まずは、“機械式駐車場”のうち、タワー式駐車場についてです。
「駐車場の安全利用1」でも呟きましたが、タワー式は車を1台ずつ吊り上げて格納するもので、エレベータスライド式、垂直循環式等があります。
これらは狭い敷地でも、構造を高くすることで、相当数の車両を収容することができます。
マンション、ホテル、時間貸し駐車場等に利用されています。

つぎに、多段式(ピット式)は2段、3段程度に車両を収容するものが多く、
狭い敷地を効率的に利用できます。
マンションや時間貸し駐車場等に利用されています。
“機械式駐車場”のメリット、デメリットを知っておきましょう。
・ メリット
盗難、イタズラ被害が少ない。
隣接車両とのトラブル(接触、ドアが開けられない)が少ない。
・ デメリット
入出庫に時間がかかる。
駐車スペースが狭い。
早朝、深夜は機械音が響く。
地震に弱い。(タワー式で落下の例がある)
定期的にメンテナンスが必要で、維持費がかかる。
トラブルで機械が止まると、全ての車が入出庫できない。

“機械式駐車場”は、タワー式も多段式も、利用時には“平置き駐車場”や“立体駐車場”に比べて、
次のような細心の注意が必要です。
・ 入庫時
“機械式駐車場”は、車両の車高、車幅、車長、タイヤ幅、重量を守らないと
入庫できません。
またタワー式では、アンテナやミラーを畳むことも必要です。
入庫条件がクリアーできたら、徐行以上にゆっくり進みましょう。
正面にミラーを設置しているところでは、ミラーと車体を目視しながら
接触しないように進みましょう。
車種によっては、タイヤ幅が車台(パレット)の凹みに合わない場合があります。
入庫進入前に必ず確認しましょう。
・ 出庫時
出庫は、前進出庫と後退出庫の場合があります。真直ぐ出庫しましょう。
タワー式では、出庫前にミラーを開かないようにし、完全に出庫したら忘れずに
開きましょう。

・ ゲリラ豪雨
地下に格納する方式の“機械式駐車場”では、ゲリラ豪雨の情報を知ったら、
早く地上のできるだけ高い場所に避難しましょう。
・ 車両買替時
買替時は、同じ車種でもモデルチェンジで、サイズが大きくなることがあります。
ミニバンやハイルーフ車では、特に注意しましょう。
・ 車内に必要な荷物や人を残さない
車内に必要な荷物を忘れると、取り出すのに機械を動かさなければなりません。
特に、「子供が寝ているから」「すぐ出庫するから」「用事がすぐ終わるから」
等と、子供を置いたまま“機械式駐車場”を利用しないでください。子供が目覚めて、
機械が動いているのにドアを開けた時、どのような危険が待っているか想像して
みてください。
くれぐれも、車内に人を残さないでください。

あなたにも、どこか心当たりがありませんか。
“駐車場の安全利用”は、これらのことを忘れず安全に上手に利用しましょう。
それでは、第10回はこのへんで、次回をお楽しみに。
(緑 一郎)
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