【Vol.38】当たり前の「安全」を買う。本当に難しいことです。
安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!
『週刊・緑のアイツ』Vol.38 をお届けします!

こんばんは!
あなたは今、「安全」ですか?
少なくとも、事故に巻き込まれてはいないはず…。
当たり前にある『安全』のために、あなたはどれだけのコストを支払えますか……?
安全の大事さを皆さんに知っていただくために、活動を続けるイエス,アンド。
森川代表の動きを追いながら、
今週もあなたを安全にする秘訣を、お伝えしていきますね。
さあ、今週も張り切って、振り返り記事、行ってみよう!!
いい管理者・リーダーを支える、いい部下・フォロワー。両方の力で組織を変えていきます。
「静かだけれど熱血な管理者の方と、朗らかだけれど、場を読む部下の方と…。いい組み合わせですね」

「そうですね。リーダーの方を上手に助けられる、よい部下をお持ちだなと思いました」
「チームで働くときに、よい部下・よいフォロワーの方がいる組織は強いですね」
「はい。やはり、管理者の方の問題意識が高くて、どれほど能力がある方でも、意図を汲んで動ける部下の方がいないと、チームの働きは半減してしまいます」
「逆もまた、然り…?」
「はい。どんなに優れた部下でも、上手に動く場を作ることが出来る管理者の方と出会わなければ、やはりうまく動けません。イエスアンドも管理職のコミュニケーション研修を行うことがありますが、皆さん、コミュニケーションのコツを知って、気づきをたくさん得ていらっしゃいますよ」
「管理者の方が、いかに部下が動きやすい環境を作るか。部下の方も、どれだけ管理者の方の思いを共有できるか。日ごろのコミュニケーションから、関係性が作られますね」

「管理者の方は、やはり忙しいと、余裕のある応答が出来ない時があります。部下から声をかけづらくなっていないか? 手を止めて、顔を見ながら話を聴く態度でいられるか…。職場のコミュニケーションを考えると、取り組めることはたくさんあります」
「では、部下の側も、上司の忙しさや機嫌みながら動くことを心掛けるほうがいいですね…? 難しいです」
「そんなに難しく考えなくとも、上司とのやり取りがうまくいかなくても、『忙しいのかもしれない』、『今は難しいかもしれない』と、一度判断を保留する。そう知っておくと、それだけで『自分は嫌われている』とか『自分にだけ愛想が無い』と、管理職への変な思い込みを捨てることができますよね」
「そうですね。いい関係性を作るコツを知っておくと、コミュニケーションの行き違いが減ります」
「はい。その上で、部下側もいいフォロワーであるために、短く・簡素で、必要事項の入った、ちょうどいい報告が出来るようになりたいですね」
「上手にコミュニケーションが取れると、組織が強くなりますね」
「もちろんです。行き違いが減ると、目標への推進力、スピードが変わります。ミスやエラーが減り、目標へ突き進んでいくためにも、いいチーム作りをしていきたいものですね」
多くの場で、講師として必要としていただける。 感謝を胸に、丁寧に思いを伝えていきます。
「ある公的機関の、専任講師を拝命しました。大役に、身が引き締まる思いです」

「今年度は、本当にたくさんの公的な場での講師依頼が多いように思います」
「そうですね、本当に有難いことです。目の前の人の思いや悩みに、精いっぱい寄り添って、取り組んできました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
「イエスアンドの行っている『安全』への取り組みは、なかなか一般の方には認識されにくいですね。イエスアンドが『より安全を高めるための知識や手法を、皆様にお伝えしている』と言っても、わかりにくいようです」
「はい、そこが我々も難しいと感じています。当たり前にあるものにお金を出す、ということは、なかなか理解を得にくい。水やお茶にお金を出すという文化は、つい近年になって根付きましたが、それまでは『水を買うなんて』と言われていましたよね」
「当たり前のものを『買う』って、難しいですね……」
「そう、皆さんは、『安全』が当たり前なんです。でも、その安全は、たくさんの努力と工夫とルールからできている。先人の努力や工夫、公的な、私的なルールを作って、今の安全が作られているのだと、知ってもらことも大切だと感じます」
「今も安全だけれど、より安全に暮らす……。毎日の生活のレベルを上げることですね」
「はい。生きていくうえで、すぐに必要ではないと後回しにしがちな事柄ですね。ですが、やはり『事故を起こすと、会社や人生のそのものが揺らぐ』ということを、皆様に考えていただいて、一緒に『今』を大切に行動していきたいと、お伝えし続けます」

「皆さんに安全を伝える第一歩……。先日のふくおか経済さんの取材、『週刊経済」に無事に掲載されましたね!」
「はい。少しずつ、手の届く方たちに、安全をお伝えしていきたいと思います。来週も皆様が、ご安全に過ごせるように頑張ります!」
(イエス,アンド事務局)