まず自分が安全になる

事故に遭いたくて遭っているひとは
一人もいません。

その人にとって、

正しい行動や
行けると思った行動、
大丈夫と思った行動が

残念なことに
事故という結果になってしまうことも
多々あります。

こちらが優先道路で当然、相手が止まると
思ったから、
まだ遠くに相手がいて行けると思ったから、
相手が止まってくれると思ったから、

行ったら、ぶつかった。

防衛運転と言いますが、
まず自分を守る運転をして

自分が安全な状態になっていて

何かに、誰かに、接触しなければ
事故はありません。

ヒューマンエラーは起きます。

目の病気に気付かなかったり、疲労が蓄積していたりして、
信号や標識を見落とすひとがいるかもしれない。

案外、こちらが思っているより、相手のスピードが出ていて、
危ないかもしれない。

相手が止まってくれないかもしれない。

「大丈夫だろう。行けるだろう。」という
「周りの環境まかせ」の考え方から

「危ないかもしれない。危険を見つけて自分から
避けよう。」という「自分から安全になる」考え方へ、シフトしてみませんか。

優先するのは、ぶつからないこと。

もらい事故でも、
こちらが優先なのに接触されたとしても

怪我をしたり、事故処理をしたり、
大変なことや、面倒なことばかり。

こちらが優先でも、危ないかもと思ったら
ちょっと譲って「ぶつからなくて良かった」
と、接触しない行動を選べると安全ですね。

(森川 美希)