【Vol.28】あなたの目的は何ですか? 安全のためにも、行動は毎日シンプルに!
安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!
『週刊・緑のアイツ』Vol.28をお届けします!

こんばんは!
イエス,アンドの合言葉は、
『今日もご安全に!』
あなたが、自然と『安全を守ってしまう』ように、
イエス,アンドが行動力をインストールします!
あなたの、今年の目標は何ですか?
3月になり、年初の目標があいまいになっていませんか?
常に『目標』と、その目標を立てた『目的』を見失わずに、
行動は出来ているでしょうか…?
森川代表も、
安全に向かって『シンプルに行動する』ことの大切さを実感しながら
日々全国を動いているようですよ。
さあ、今週の代表の動き、一緒に振り返っていきます!
年度末研修を実施して… 年度初めの目標って、なんでしたか?
「こちらは年度末の、作業安全研修ですね」
「はい。1年間作業をしてみると、事故が起きる背景や、事故の種類などに傾向が見えてきます。事故の内容を分析して、みんなで行動を振り返ってみると、新たな気付きがありますよ」

「例えば、どういう気づきですか?」
「例えば、社内で 『構内でのバック事故が多い』と、後進時の事故に注意を払って行動していた会社がありました。 ところが、きちんと事故を分析してみると、実際は 『公道での脇見に関わる事故が多かった』 というような事例があります」
「同じ事故が続いたり、大きな事故があると、つい『この事故が続いている』と思いがちですよね…」
「はい。思い込みで行動すると見当違いの対策をすることもあります。 行動するときは、目的を定期的に振り返って、目的に沿った行動ができているか、見直すことも大事ですね」

「先日書いたコラムが、まさにそういう内容です。喫茶店での店員さんとのやり取りです」
「【ブレックファーストコーヒー】 ですね」
「この店員さんは、珈琲について私にたくさんの情報をくれました。豆の種類、原産地、香り、抽出法…」
「店員さんの、サービスの気持ちですね」
「はい。 でも、情報がありすぎると、詳しくない人は混乱して、却って迷ってしまいます」

「でも…。 私は情報はたくさん欲しい派です。社長は情報がたくさんあると、安心しませんか?」
「もちろん、情報はないよりある方がいいですね。ですが、たくさん情報があると、却って身動きが取れないことも出てきます」
「情報が多すぎてもよくない…?」
「運転行動において、ヒューマンエラーが起きるときの原因に、3つの要素があります。判断ミス・認知ミス・行動ミス…このいずれか、あるいは複数が起きると、事故になります」
「情報が多すぎると、判断を誤ったり、認知に迷いが出て遅れたり、行動が遅れたりする…」
「そうです。いつでもシンプルであることを意識してみると、タスクが減って、事故が減ります」
「例えば?」
「そうですね、大通りを車線変更をせずに淡々と走行するのと、狭い住宅地を何度も右左折しながら歩行者・自転車を避けながら走行するのでは、かなり差が出ます。日常生活でも、同じことです」
毎日、丁寧に、少しずつ積み上げる。 それがあなたを守り、全体の成果になる。
「安全には、近道はありません。ただただ繰り返すこと、その大事さを本当に実感しますね」

「毎日、どこかで安全のミーティングが行われていますね」
「ねぎらい、互いの無事と安全を喜び合い、明日も安全であるために話し合いをしている。どれも大切な集まりです」
「こちらでは、熱心なマネージャーの方が、資料の準備をしてくださったのですね」

「はい。研修までの日にちが少ない中でも、対応してくださいました。より効果的な研修を望む、熱心なマネージャーです。管理者の方やマネージャーの方は、今後の組織に影響を与えていく、大事な立場です。中には熱心であるからこそ、燃え尽きたり、どうせ無理だと擦れてしまう方もいます。私は、管理者の方が進む先を見守りながら、上手に組織の歯車が回るよう、サポートを続けたいですね」
「はい。管理者の方、マネージャーの方とともに、現場を守っていきたいです!」
「では、来週も変わらず『ご安全に』 過ごしていきましょう! また来週~!」
(イエス,アンド事務局)