【Vol.26】『安全をあきらめない』。しょうがないことなんて、ないのです!
安全・組織コンサルタント、
株式会社イエス,アンドの代表、森川美希が、
全国を駆け回って「安全」と、「安心な笑顔」をお届けする1週間!
『週刊・緑のアイツ』Vol.26をお届けします!

こんばんは!
イエス,アンドの合言葉は、
『今日もご安全に!』
あなたが、自然と『安全を守ってしまう』ように、
イエス,アンドが行動力をインストールします!
いよいよ年度末ですね。
安全管理者様や、安全に関わる現場の皆様から、
1年のまとめにあたる研修や、振り返りの研修のご依頼をたくさん頂いています。
今週も、代表は、元気に現場や企業を回っているようです!
メンバーの色は違っても… 目指す『安全』は同じですね
「年度末で、研修のご依頼が多いですね! 新年度が始まると、また集合研修や新人研修も始まります」
「まずはイエス、アンドの考え方、理想を知っていただくうえでも、研修をまずご依頼いただくのは嬉しいことです。ここから継続研修や、組織ビルディング、交通安全・作業安全などのコンサルティングのご依頼を頂くことが多いんです」
「企業の方々も、まずは研修を依頼して、弊社の雰囲気や森川社長を知っておきたいと考えておられるのですね」
「実際のところ、『コンサルティングって、何をしてくれるんだろう?』と、企業側も考えていると思いますよ」
「まずは私たちの理念と、目指すところを知っていただく。そのうえで、企業側の考えや、目指す目標とを伺いながら、無事故を実現する方法を、実際の作業ベースで考えていく…」
「そうですね。どんな現場でも、この流れは変わりません。実際にご依頼を頂くときも、運輸だけでなく、製造などの工場や、医療現場でのコンサルティングの実績がありますが、どこでも『安全』の基本は変わりませんよ」

「例えば、今回伺ったこちらは、福岡のメーカー様と、運輸会社様です。緑ナンバーでも白ナンバーでも、目指す安全の理想は同じです」
「あっ、こちらは以前の佐賀県の講習からご縁を頂いた案件ですね?」

「そうなんです。このブログも読んでいてくださったそうです。弊社の『安全』への視点や考え方に興味を持ってくださり、研修をとても楽しみにしてくださっているんですよ」
「それは嬉しいですね!」
「はい。弊社のHPから、ブログを読んでくださったそうです。イエスアンドがお伝えしている『安全』への思いに、共感してくださったと、嬉しいお言葉を頂きましたよ」
「もちろんです。このブログも、ホームページも、社長の頭の中にある安全への思いがたくさん詰まっています!」
「こちらでは新年度の安全大会で、ワークショップをする予定です。 私も楽しみな案件ですよ」

「研修に行くと、他部門の方の顔を見たり、直に声を聴いたりすることがあって、いい交流の場になった覚えがあります」
「そうですね。資料や講師だけから学ぶだけでなく、集まって学ぶことで会社への一体感を感じたり、横の交流を広げたりもできます。企業側も、スタッフの雰囲気や、現場の生の声を聞く貴重な場です」
「集まる人、集める人の『研修から学ぼう』という目的意識で、成果が変わりますね」
「せっかくコストを掛けて、研修をご依頼くださるのですから、効果が高い研修を提供したいですね」
「受講者が満足するのも大切ですが、『研修を通して社員にどういう教育をしたいか』という、企画側の意図が重要なんですね」
「そうなんです。『研修で何を社員に与えたいと思っているのか』という部分を自覚することで、研修のコストが、消費ではなく、将来への投資なのだと考えることが出来ます。 企業側、企画側が得るものはとても大きいのです」
「研修が、将来への投資…! そう考えると、人事や管理者の方々には、大変ですが、重要なやりがいのあるお仕事ですね」
「これを機会に、交通安全・作業安全やリスクマネージメントなど、日頃の業務とかかわりが深い『安全』とは何なのか、を改めて考える場を、社内で作っていただきたいですね」
『安全』であることは当たり前のこと。 その当たり前を、絶対にあきらめない。
「今週の社長のコラム、読みました」
社長コラム 【しょっちゅうだよ】

「安全であること、というのは、当たり前のことです。私は、そこを絶対にあきらめません」
「はい…。自分の上司が『事故』や『自死』が、しょっちゅうあることだと思っていたら、悲しいです」
「彼の本当の思いは、今となってはわかりません。人間は、確かにミスをする生き物です。それは、ヒューマンエラーの考え方の基本です。でもそのことと、現場や社会の現状をあきらめることは、繋がりません」
「事故はありうる。ゼロにはならない。人間が関わる限り…」
「はい。それは紛れもない事実です。でも、事故を恐れて、ルールや手順で人間をがんじがらめにしてしまうことは、真の管理になりません。ルールや手順が多すぎる現場は、作業員も疲労しますし、管理者も負担が大きい」
「ミスをすると、確認や手順、チェックリストが増えるというのは、経験があります。事故が怖くて、スタッフが委縮していました」

「人間はミスをする生き物、という、少ない確率側から管理をするのではなく、視点を変えてほしいんです」
「視点を変える?」
「人間は、時にミスをすることもありますが、ほとんどの場面で事故を回避しながら動くことができる生き物です。そこに視点を置いて、現場を見てほしいですし、管理をしてほしい」
「ミスを回避したり、安全行動を自らとったり、不安全な状態を避ける力を、スタッフが身につける…?」
「そうです。 スタッフは育ちます。危険への感受性や、良い判断ができる経験、スタッフ同士のコミュニケーションを教えていけば、どんどんいいことは取り入れてくれます」
「彼らを信じて、彼らが十二分に働けるように、オープンで風通しのいい組織を作る」
「それが管理者の役割です。スタッフが元気でイキイキ働く職場は、事故を避けることが出来る…」

「今日も安全であること。明日も安全であること。淡々とそれを続けることで、無事故という実績が作られます。あまり取り上げられないけれど、とても大きな功績ですよ」
「そういえば…。事故やミス、ヒヤリハットは報告するように言われますが、うまくいったことや、順調なことって報告しませんね」
「そうです。 事故分析から学ぶことは確かに多いのですが、うまくいっているときの分析はなかなか行われません」
「上手くいっているときも、現場の人しか知らない工夫や、実態があるはず…」
「現場の実績を認め、彼らの日々の行動をきちんと見守ること。 毎日の点呼や、挨拶、指差し確認など、小さな努力が無事故を作ります。彼らの人知れない小さな努力を、きちんと認めていれば、『事故が起きたって仕方がない』なんて言葉は出てこないはずです」
「社長…」
「私も、この仕事を通して、たくさんの企業や集団に関わります。ですが、どれほど関わる人たちが増えても、事故の報告があれば心が痛みます。悔しくて仕方がない」
「どんな現場でも毎日、小さな事故や、ミスの報告はありますね」
「現場には、真摯に、一生懸命働くスタッフがたくさんいます。この大部分のスタッフを、事故から守りたい。彼らの頑張りを、ちゃんと認めて次に生かす仕組みを私は作りたい」

「安全は人生、ですね」
「はい。だから、私は出会う人皆さんを、『安全』にしつづけます」
「熱い思い、いつも聞いていますが、今回はとても沁みました」
「私と同じく、社員を守ろうという熱い思いを持ってくださる企業の方がたくさんいます。皆様の思いを無駄にしないためにも…」
「では、来週も。皆様、ご安全に…!」
(イエス,アンド事務局)