聞き方ひとつで結果が違う

管理職の皆さま、普段の部下との会話は
弾んでいますか。

仕事なんだから、会話が弾む、とか、
そんな雰囲気ではないよ、と
おっしゃっる方も多いと思います。

私は、何度か転職しましたが、
ずっと上司にもお客様にも
恵まれて来ました。

どんな真剣な話でも、
どんな会議やミーティングの場でも
「会話が弾んでいるか」が大切だな、と
思って今に至ることが出来ました。

話題に沿ったアイデアや意見が
どんどん出てくる状況や状態です。

そんな場を、どうやって作るのか。

聞き方ひとつ、なんですね。

①事前に概要やお題、課題を知らせておき、
 考えてこれるようにする

②こちら側がリラックスして
 聴く体制を整えておく

③参加者全員が
 同じ時間、同じ分量、発言しているか
 司会者が調整役をする。

 上司と部下、お客様と営業マンなど
 2人なら2人が同じ時間、同じ分量、
 もしくは、相手が存分に話せているか
 リード側が調整役をする。

④話題の流れから、準備してきたものが
 そぐわないと感じたときは、
 無理に使わず、思い切って、
 場に合う話題へ変える

営業マン時代は、新規のお客様と
お会いして、30分以上、会話が弾めば
私の勝ち、と決めて、
「自分」と勝負していました(笑)

上記の①が無い状態ですから
質問力と雑談力が試される、と
楽しみながら訪問していました(笑)

話が逸れましたが、
どんな内容の会話であれ、
「自分の考え」を発言している姿は、
活き活きと弾んで見えます。

事故改善面談のときですら
そう見えます。

みんな誰しも
自分の考えを持っています。
(役割と、そのスキルの有無は別もの
 だな、と私は感じます。稀に年功序列の
 順番で役に付いてしまい、考えを持ち
 合わせていない方もいらっしゃいます(^^;)

自分のアタマで考えて、
自分が納得する解を得る。

聞く側が、適切な質問をし、
聴く態度を前面に出して、耳を傾ける。

「何を話しても大丈夫なんだ。」
そのような空気感に包まれたとき、
ひとは饒舌になります。

お試しあれ(^-^)

(森川 美希)