事故は現場で起きている

何かのドラマのようですが、
「事故は現場で起きてるんだぁ!!!」
と叫びたくなります。

レディなので叫びませんが(笑)

ややもすると、
当人は会話の輪の中で置き去りにされ、
外野だけで話が進みます。

原因はなんだ、対策はどうする。

例えば、、、
この日は雨だったから滑ったんでしょ。
→雨の日気をつけてね。
もともと焦るタイプだからね。
→焦るタイプだから落ち着いてね。
営業所側が情報共有してなかったから。
→掲示板に注意事項を貼っておくね。
と、いうように。

当人は、
「そうですね、そんな感じです。
分かりました。気をつけます。」
周りが言うから、それにのっかる。

こうして事故報告書が作られて
「会社に言われたから、仕方ない」
という空気感が当人に漂う。

誰が再発防止の行動をするんでしたっけ
???
その行動は、自分で毎日やれますか
???
納得していますか???

本社の会議室で、報告書をもとに
今後の対策が決まっていく。
「全社統一で、この対策をやってみよう。」

対策を講じるのは必要です。
その対策は、現場に合っていますか。

現場に足を運び、向き合って、
現場の当事者に意見を聞き、
取り入れていますか。
(当事者は管理者、管理側職員、当人)

十人十色というように、
各現場ごとに、各部署ごとに、
課題は違い、
取り組むポイントも違います。

当人が取り組むポイントは当人が決め、
それを全面的にフォローする管理側体制のしくみを各現場ごとに構築する。
各現場は同様の事故が別の人に起きないように再発防止に情報共有を徹底する。

そして、その情報を集約し、共有して、
精査し、全社で取り組むことと、
各現場で取り組むことを把握して、
PDCAがスムーズに回っているか、
リマインダーとなるのが本社機能と
わたしは認識しています。

本社の皆さま、各出先事業所へ行こう!そして事業所管理者に意見を聞こう!

各出先事業所の管理者の皆さま、現場へ行こう!  そして当人の意見を聞こう!

当人になっちゃった皆さま、
自分の安全行動は、自分で決めて、
自分で実行しよう!

安全だけは、行動して手に入ります。
安全は人生だ!

安心と安定は感じててもらっても良いです。
安心感と安定感はありますが、
【安全感】だけは存在しません!
安全は行動だ!

書いてたらアツくなっちゃいました!(^-^;
どうぞ、どうぞ、皆さま、ご安全に🍀

(森川 美希)

前の記事

詰めが甘い

次の記事

えいっ!ですね